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夜
教会らしき建物の祭壇の上にアオギリの幹部が横に並ぶ
エトさんがなにか話すそうだ
エト「────「アオギリの樹」が劣勢にあることは君たちも薄々感じていると思う。我々は近々、大きな変化を迎えるだろう。それを目前に今日は皆に話しておきたい」
エトさんは教壇に立ち顔を露わにする
エト「私は「梟」と呼ばれているものだ。「高槻」の名でもの書きもやっている」
するとざわつき始めた
エト「13年前「隻眼の梟」として少数の"喰種"を率いて幾度かCCGを襲撃したが結果的に返り討ちにあった。眉の太い筋骨隆々の男に腕をもっていかれ後年同じ側の腕を奪ってやったが...それはまあ別の話として」
エトさんはアオギリの樹という組織の創設者だと言った
エト「「アオギリの樹」は諸君らも周知のとおり、我々「喰種にとって良い世界」をつくるためにある。「喰種が当たり前に生きられる世界」目下の敵は"
CCGの裏に潜むいびつの根源...？
エト「嘉納氏はこの世界を「歪んだ鳥籠」と表現していた。実に適当であるので私も使わせていただくとする。「歪んだ鳥籠」の破壊は世界の均衡の天秤を水平に戻すことに直結している。君たちにはその礎になっていただきたい。｣
エト｢CCGの母体が結成されたのは100年以上も昔、強大な力を持つ「隻眼の喰種」が現れヒト側が、組織立って対処せざるを得なくなった為だそうだ。過去より「隻眼の喰種」の出現は、大きな変革の予兆だったのだ「隻眼の梟」こそが「我々の王」であると信じるものもいると思う。
諸君、私は隻眼の王──────────────ではない」
は？
エトさんは振り向いて私を見て笑った
どういうこと...
隻眼の王はエトさんでは無い
私もエトさんと同じ、隻眼の喰種だ
兄さんもオウルさんもそうだ
集会は終わりエトさんは私の肩をポンと手を置いた
エト「...次の王を頼んだよ(ボソッ」
『...は？』
エトさんは姿を消した
次の王を頼む？
私が王なのか？
いや...
別の隻眼の喰種が王でそいつを支えろということなのかもしれない
別の隻眼...
........一体誰だ？
あの集会をして少し日が経った
エト「Aちゃんよ、本島まで送ってくれんか？」
『...はぁ』
エト「お代は払うぞ〜」
いつものようにヘラヘラと笑っている
エトさんは本を渡してきた
その本の題名は【王のビレイグ】
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(´???｀) ぬん(プロフ) - 轟くんﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝ!!!いつですがァァァァ…トドくんとの再開は...いつですかァァァァ.....←うるさい (2020年1月24日 20時) (
レス) id: 3a7d3d0190 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇしゃ - いつも密かながらに更新楽しみにしています！続きが凄く気になります！ (2020年1月7日 22時) (レス) id: 8af3ad812f (このIDを非表示/違反報告)
(´???｀) ぬん(プロフ) - コメント失礼いたします！轟君との絡みがぁ欲しい...ﾊﾞﾀ←轟君不足 (2019年12月27日 8時) (レス) id: 3a7d3d0190 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠羅 | 作成日時：2019年11月27日 13時
