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蛙吹「私、悔しいの。いつも一緒に食堂に行ってるのに...他の学年、科の人から私達の気づかないところでいじめに近い嫌がらせを受けてるのに...気づいたらもうされてて...守ってやれなくて...そばにいるだけで何もしてやれないの...いつも笑って私達を心配させないように...」
ポロポロと泣く梅雨ちゃん
蛙吹「あの子、優しいからきっと家族にもシナツ達にも私達にも心配させないようにしてると思うの...だから笑って...苦しいのに辛いのに笑って...弱音を吐かずに...」
相澤「...やっぱりそういう事か」
今まで黙っていた相澤先生が口を開いた
相澤「雄英でも光神に対する誹謗中傷に関して対応してるがな...正直追いついていない。光神の家自体デカいしそれほど目を向けられてるわけだ...ったく兄妹喧嘩するくらいなるんだったら話せっての...」
波動「私知ってる。光神さんのお兄さん達凄く心配してるの。光神さんが大事なあまりに」
相澤「そうだな。シスコンで有名だからな。蛙吹、辛い思いさせて悪かった。気づくのが遅かった。俺も見ておく」
俺は...クラスメイトが、仲間が苦しんでるのに気づけなかった
あいつはいつも通りに笑って明るく振舞ってるからって
勝手に大丈夫だって思い込んで
無神経なことを言って
謝りたいし
守ってやりたい
切島「梅雨ちゃん、俺...」
蛙吹「言いたい事何となく察したわ。私達でサポートしましょう。今、クラスの子達に言えば余計にあの子は心配かけないように振舞って、何も言えなくなってしまうわ...」
麗日「とにかく、少しでも和らげてあげないと...」
通形「...それだけじゃないと思うんだよね」
緑谷「え...」
通形「インターンの説明する時に俺と戦っただろ？その時に雷の個性が少し当たってしまったんだ。その時光神さんの顔が「やってしまった」と顔が真っ青になってたんだ」
天喰「強大すぎる個性を自分の個性を嫌ってる...嫌悪感を感じてる...のかもしれない」
通形「そう！だから、個性のことでも悩んでるかもしれない。俺達は別の学年でどうすることも出来ないけど、1番近いのは君達だ。気づいたなら支えていこうよ。俺達も食堂になるべく行って気にしてみるよ」
波動「うん」
天喰「俺なんかでよければ...」
3年のしかもビッグ3のメンバーも協力してくれる
これほど心強いことはない
しかも相澤先生もついている
光神をいじめてるやつを見たら速攻で捕まえてやる
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作者名：珠羅 | 作成日時：2020年7月20日 19時
