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すると轟くんが指名されインタビュー(？)が始まった
Mt.レディ「凄いご活躍でしたね、ショートさん！」
轟「何の話ですか？」
Mt.レディ「なんか一仕事終えた体で！はい！」
轟「はい」
轟くんの天然さに笑いそうだったけど
私達はこのいきなり始まったインタビュー練習を見守った
Mt.レディ「──────どのような必殺技をお持ちで？」
轟くんは言葉で説明するよりも技を見せた
轟「穿天氷壁。広域制圧や足止め・足場づくり等幅広く使えます。あとはもう少し手荒な膨冷熱波という技も...」
耳郎「あれ？B組との対抗戦で使ってたやつは？」
砂藤「エンデヴァーの」
葉隠「赫灼熱拳！」
轟「...は親父の技だ。俺はまだあいつに及ばない」
轟くんも色々と大変そうだ
負けられないね！
Mt.レディ「パーソナルなところまで否定しないけど...安心させたいなら笑顔を作れるといいかもね。あなたの微笑みなんて見たら女性はイチコロよ♡」
轟「俺が笑うと死ぬ...！？」
Mt.レディ「もういいわ！」
漫才みたい...
常闇「技も披露するのか？インタビューでは？」
確かに...体育祭とかインターンで知ってるんじゃ？
Mt.レディ「あらら！やだわ雄英生。皆があなた達のこと知ってるわけじゃありません！必殺技は己の象徴！何ができるのかは技で知ってもらうの。即時チームアップ、連携、ヴィラン犯罪への警鐘。命を委ねてもらう為の信頼。ヒーローが技名を叫ぶのは大きな意味があるの」
さすがプロヒーローだ...
峰田「...ちょっと前までカメラ映りしか考えてなかったハズだぜあの女...」
相澤「Mt.レディだけじゃないよ。今ヒーロー達皆、引っ張られてるんだ。No.1ヒーローに」
確かに
エンデヴァーの頑張りを見ていたら私達も頑張らないとって思う
エンデヴァーの熱気って言うやつ？
それが伝播してるのかな？
轟くんのインタビューが終わり順に回って行う
ランダムでやるからドキドキするなぁ
切島「俺の後ろに血は流れねぇ！！」
兄貴感が凄い...
かっこいい...
芦戸「...(ニヤニヤ」
『な、何...？』
芦戸「なんでもないよ〜(ニヤニヤ」
へ、平常心、平常心...
...皆、思い思いに自分がどういうヒーローかをアピールしている
私の番はまだだ
爆豪くんは......うん。
「黙ってついて来い」との事だ
緑谷くんはカッチコチに上がってしまっていた
でも、オールマイトのことになるといつものブツブツが復活する
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作者名：珠羅 | 作成日時：2020年7月20日 19時
