帰国子女のあの子は片想いをしているらしい Part4【ヒロアカ】 (ページ29)

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本番当日

朝早くに緑谷くんが足りない物を近くのホームセンターへ買いに行った

車を出すよ、と言ったけれど

緑谷「朝の自主練が終わってスグに買いに行くから大丈夫だよ！」

そう言って断った

8:45

教室では衣装に着替え緊張で皆ソワソワしていた

今のところあのミッションのことは誰にもバレていない

瀬呂「お前も衣装に着替えなくてもいいのか？」

蛙吹「そう言えば見たことがないわね」

『それはお楽しみにしててよ！皆衣装似合ってるねぇ』

ちなみにAバンドTシャツはもらっていて着ている

轟くんと青山くんが緑谷くんの帰りが遅いことに心配していた

どうしたのだろうか...

何も無いといいけれど...

花山「A様、お時間が...」

『うん。じゃぁ皆！！お互いに健闘を祈る！！』

「「おぉー！！」」

私は花山さんと共にミスコンの準備室となっている教室へ向かった

ドアを開けたら

女王様のような高笑いが聞こえた

『...えっと？』

拳藤「あ、A組は光神が出るんだね。よろしくね」

『拳藤さん...よろしくね』

名前と顔は知っている

あまり話したことがないけれど

百ちゃんはとてもいい人だと言っていた

波動「あ！光神さんだ！よろしくね！」

『先輩！よろしくお願いします！』

「あら！貴女は！」

まつげ長ｯｯ

「私は絢爛崎美々美よ！！貴女がエントリーしても今回も私がこのミスコンを優勝するのは私でしてよ！！オホホホ！！！」

『...こちらこそよろしくお願いしますね！先輩！』

なんか...負けたくない

うん

マイク《Good Мorning！ヘイガイズ！！準備はここまでいよいよだ！！今日は１日無礼講！！学年学科は忘れてハシャげ！！そんじゃ皆さんご唱和下さい！！雄英！文化祭！開催！！》

窓の外からポンポンと花火が上がった

ついに始まった文化祭！！

私は衣装に着替えヘアメイクをしてもらい

リハーサルを空いた教室でやる

10時になればA組のライブが始まる

私は裏方の人に頼んで中継で見ることにした

10時になる前に電話で、兄さん達と最終打ち合わせをする

どんな風にやるのか、どのタイミングでやるのか

個性で人を楽しませれる技も訓練で練習済みで

少し練習もしておいた

10時

緑谷くんは何とか間に合ったみたいだ

そんなにクラスでの打ち合わせとかに参加できてなかったからどんな風なのかは私もわからない

だからすごくワクワクする

開幕のブザーが鳴り

爆豪くんの爆破でド派手にライブが開幕した