帰国子女のあの子は片想いをしているらしい Part4【ヒロアカ】 (ページ21)

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花山さんは「お嬢様のご成長具合に感動しております」と泣いてた

周りも私達の無事を喜んでいた

飯田「皆！心配だったのは分かるが！！落ち着こう！！報道で見たろう。あれだけの事があったんだ。級友であるなら彼らの心を労り静かに休ませてあげるべきだ。身体だけでなく...心も擦り減ってしまっただろうから...」

静かになった空間に緑谷くんが声をかける

緑谷「飯田くん、飯田くん」

飯田「む」

緑谷「ありがとう。でも......大丈夫」

''でも''の間の理由を私は知っているから

大丈夫の重みが酷く伝わった

飯田「じゃぁいいかい。とっっっっっっても心配だったんだぞもう！！！俺はもう！！！！君達がもう！！！！」

飯田くんは大声で心配してたことを爆破させた

瀬呂「おめーがいっちゃん激しい」

八百万「ラベンダーのハーブティーをお淹れしますわ！心が安らぎますの！」

花山「百様、私がしますので...！」

八百万「私がやりたいので大丈夫ですわ！Aさんのおそばにいてあげてください...雷矢お兄様が怪我をなされたので...きっと...」

百ちゃんは私が雷矢兄さんのあの怪我について気にかかってることに気づいていた

雷矢兄さんには「お前も責任を感じなくてもいい」って言ってくれたけれど

片足を失ってしまった、となると

ヒーロー活動も歌手、俳優、モデル活動にも支障が出てしまうし

継続するかどうかの問題も出てしまう

兄さん2人とも芸能活動を楽しそうにやっていると姉さん達が言っていたから

本当に心苦しい

タラレバを思い言うのは後悔してるからこそ口に出ててしまっているワケで

だけど、口に出しただけで

同じことの繰り返しをするのは

後悔から何も学べてないし変わっていない

ただの愚か者

だから、私がやるべき事

やらなければならない事

サーナイトアイさんの意志を引き継いだ者と見合う器

それらを雄英で沢山学ぶんだ

私はまだエリちゃんの姿は見たことがない

きっと沢山傷ついて笑えなくなってしまっていると思う

そういう子も笑顔にさせれるように

どんなことをしても

明るい未来を創るんだ

手段は兄さん達が示してる

『花山さん。私お父さん達のお墓参りに行きたい。私2人にまた会いたいから』

天国で見守ってくれている両親

多分あの時のことも見ていたと思う

だから「もう大丈夫。お父さん達に誇れるヒーローになる」って伝えたい

花山「学校がお休みの時に行きましょう。手配しておきます」

『ありがとう』