帰国子女のあの子は片想いをしているらしい Part4【ヒロアカ】 (ページ18)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:28,415 hit

162 ページ18

私は立ち上がってサイドキックさん達の方を向き頭を下げた

『......私は、まだ経験もないです。なのでご協力いただけないでしょうか』

「もちろん。早く捜索して見つけよう」

「あぁ。早く終わってあっちに合流しよう。アマテラスの力が必要だ」

サイドキックの方や警察官の方が声をかけてくれた

『ありがとうございます。...では！迅速に捜索しましょう！！私の予想ですが、1番地下部分にあるかと！まずはそこから探しましょう！！』

私達は地下へと走り

虱潰しで捜索した

その間にも凄い揺れや音がした

皆が戦っている

サーナイトアイさんに以前言われた

戦闘だけが戦いなんてことない。捜索も戦いだ

その言葉を胸に刻み探した

するとそれらしきドアが見つかった

『ありました！！！』

私達、光神事務所のミッションはクリアした

そして全事務所のミッションはまだクリアしていない

『目的物の確認と証拠品の押収を！』

私はやるべきことをする

私の個性で大きな証拠品を地上に持って行った

その時ちょうど全てのミッションはクリアした

被害は少ないけれど突入前の風景よりボロボロになった住宅街

サイドキック達の皆さんは被害に遭った各住宅へ足を運んでいた

私は風矢兄さんか雷矢兄さんに報告しようと探したけれど見つからない

怪我人が沢山いる

報告より怪我人の対応が優先...

怪我をした警察官の手当をしてちょうど終わると

風矢「雷！！！サーナイトアイ！！！」

風矢兄さんの声がしそっちに行くと

重傷を負った2人が担架で運ばれていた

『兄さん...！！！サーナイトアイさん...！！！』

「急ぎますので！！」

サー「よく...頑張った...」

そう一言言い救急車に運ばれて行った

雷矢「風...ごめん...」

雷矢兄さんは左膝から下の足がなかった

出血が酷い

『嫌だ...兄さん...』

雷矢「大丈夫...泣くなよ...」

風矢「A、まだやることがある。雷なら大丈夫だ。雷、サーナイトアイを頼んだよ」

雷矢「...あぁ」

兄さんも運ばれて行った

沢山怪我人がいるのに私だけが無傷

それが凄く悔しい

もっと早く見つけていれれば

そうしていれば、応援に駆けつけれた

サーナイトアイさんも兄さんも怪我をしなかった

切島「...お、光神」

『切島くん...！！』

声がする方に向いてみると

切島くんも酷い怪我で担架で運ばれていた

切島「そっちは大丈夫だったか？」

『うん、何とか...』

すると切島くんはふと笑った