帰国子女のあの子は片想いをしているらしい Part4【ヒロアカ】 (ページ14)

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私はヒーローになることへの不安があるけれど

A組の皆が私にしてくれたように

私がエリちゃんを助けたい

前みたいなボロボロになっていた私はもういない

サー「以前より顔つきが良くなったな」

『皆のおかげです！』

サー「良かった。今回も期待してるからな」

『はい！』

今回の集まりで

エリちゃんの居場所がわかった

本拠地だ

兄さん達の調査の結果証拠品もすぐ近くにある

令状はもう出ていて

あとはやるだけ

風矢「A」

『ん？』

雷矢「頑張ろうな」

『うん！』

なぜか兄さん達はわしゃわしゃと頭を撫でた

あの時喧嘩して気まづくなってしまったが

今は少しずつ仲直り？し始めてる

決行当日

朝早くに寮から出発し集合場所に待機した

ヒーローの象徴のひとつ、コスチュームを身にまとい気を引き締める

私は兄さん達と共に動く

サー・ナイトアイさんのおかげで

エリちゃんの部屋までの部屋のルートを把握することができた

私達の目的物はここで1から探さないといけない

地下にあると推測した

あんなおぞましい物を作ってるんだ

表に作るなんて危険だ

実際に中国でのインターンでもそうだった

朝8時

警察署前で最終ミーティングが始まった

死穢八斎會の個性登録の一覧を確認した

「隠蔽の時間を与えぬ為にも全構成員の確認、捕捉等可能な限り迅速に行いたい」

刑事さんの言う通り早く片付けたい

せめてエリちゃんの保護でも

風矢「俺らは製造機の押収、売買先の特定を任された。途中までは固まって動く。が、各々散って探す。適宜連絡をするように。俺は別で動く」

『え？』

風矢「現場は住宅街だ。何かしら戦闘で被害が出るかもしれない。だから壁を作って最小限に抑える。もし出てしまった場合は俺達が責任を持って修復する。任務終了後被害の確認と報告もいつものように頼みます」

雷矢「敷地内に入ったら俺が指揮をする。それまでは固まって動く。以上！」

私達のミーティングが丁度終わり

刑事さんは

「ヒーロー、多少手荒になっても仕方ない。少しでも怪しい素振りや反抗の意志が見えたらすぐ対応を頼むよ！相手は仮にも今日まで生き延びた極道者。くれぐれも気を緩めずに各員の仕事を全うして欲しい！！」

いよいよ始まる

「総員出動!!」

作戦は決行され緊張が高まる

でも中国での任務よりかは落ち着いてる

なんせあの時は1人で突入したからね

今は兄さん達もいるし仲間がいるから

心強い...！！