夢くらい見させてください【ヒロアカ×東京喰種:re】 (ページ29)

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そう言えば轟くん主犯格がいる所に行ったんだ

『そっちこそ大丈夫だったの？あのノウムって言う奴と主犯格がいたんでしょ？』

轟「大丈夫だったが、ヒーローになったらこういう奴らと戦うんだなと思った」

そんなふう思ったんだ…

何も思わなかったな、私

『そっか…なんか眠くなってきた。なんだろうね』

轟「緊張が解けたんだろ……着いたら起こすから寝たらどうだ」

『ん、そうする』

そう言い目を閉じた

暖かい…

轟「…(めっちゃ近いし柔けぇ)」

芦戸「…ねぇ、見て葉隠」

葉隠「…うひゃぁ～///お互い寄り添って寝てる～」

峰田「…轟ｨそこ変われェ！！」

上鳴「変われぇー！！」

芦戸「ちょっと！」

葉隠「起きちゃうでしょ！？」

上・峰「「…解せぬ」」

学校に到着し八百万さんが起こしてくれた

轟「悪ぃ…起こすって言ったのに寝ちまった」

『大丈夫だよ。それに轟くん暖かったし』

轟「そ、そうか…///」

芦戸「A～更衣室に行くよー」

『あ、今行く！』

轟「(暖かったって何だよ…)…はぁ」

今日は臨時休校

何もすることがないから掃除とかしよう

冷蔵庫の備蓄はまだあるし

暇だなぁ…

ゴンゴンゴン

誰…

『はい。どちら様ですか…』

「すみません！助けてください！」

ドアを開けると親子がいた

匂いでわかった。喰種の親子だ

『何があったんですか？』

「娘だけでもいいので、食べ物を！！」

「ぉ…か、さん…」

てか、どうしてここを…

子どもは理性が飛ぶ寸前ギリギリの状態…どうしよう

直球で聞くか

『あの、どうしてここを？』

「喫茶店のマスターに聞きました。それで…」

そういう事か

たまに喫茶店に持っていってるからなぁ

それでか

『分かりました。入ってください』

親子に脚を上げた

『お母さんも食べないと娘さんが悲しみます』

コーヒーを淹れる

大分子どもの方は良くなった

「おねえ、ちゃん。ありが、とう」

『いいんだよ。こういう時こそ協力し合わないと。ね？』

「うん…！私、いつか、おねーちゃんみたいに、なり、たい…！」

『なれるよ。だってちゃんとお礼言えたからね。君の優しい心が伝わったよ』

「えへへ…ふぁ」

子どもはお腹が膨れたのか眠たそうにする

『お母さん、もし宜しければ一晩ここにいても大丈夫ですよ。』

「いいのですか？」

『はい』

「ありがとうございます！！」

親子は疲れ切っていたのか寝てしまった

授業の予習復習でもしよう