夢くらい見させてください【ヒロアカ×東京喰種:re】 (ページ2)

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始まりは3年前だった

『あ！お兄ちゃん！』

研「A！？こんな暗いのに何してたの！？危ないでしょ！！？？」

『ヒーローになる為に特訓してた！…あ、こんばんは…』

「こんばんは」

綺麗な人…

『お兄ちゃんの彼女さん？』

研「え！？ち、違うよ！！すみません…リゼさん妹が失礼な…」

「ふふっ失礼なんて酷いですよ～可愛らしい妹さんですね！名前なんて言うの？あといつくつかな？」

『お兄ちゃんがお世話になってます！妹の金木A、11歳です！』

リゼ「Aちゃんね！若いなぁ…あ、ヒーローにって言ってけど、どんな個性かしら？」

『えっと、変幻自在っていう個性です！…物を自分の好きな形大きさ・重さに出来て自分の思うように動かせます！』

リゼ「物凄いいい個性ね！…私無個性だから羨ましいわ…」

研「僕も無個性です…けど、妹のAが立派なヒーローになってくれれば僕はいいです！」

『じゃぁオールマイト見たいなヒーローになったらお兄ちゃんとリゼお姉さんにいっぱいハンバーグと本を買ってあげる！』

リゼ「あら！それは楽しみね！」

研「楽しみにしてるよ、A」

『うん！！』

リゼお姉さん見たいな綺麗で優しい人がこうやってお兄ちゃんと仲良くしてくれて嬉しい

リゼ「──カネキさん今日はありがとうございました！Aちゃんもありがとう」

研「いいえ、こちらこそ楽しかったです！」

『どういたしまして！リゼお姉さん！』

研「じゃぁ僕達は向こうなので…」

リゼ「……あの…私、高田ビル通りのちょっと先に住んでいるんですけど…最近、事件ありましたよね？」

研「あー…えっと喰種の？」

リゼ「はい……私ずっとそのことが気にかかっているんです…考えすぎて夜も眠れないくらい…帰宅中も1人じゃ怖くて」

『じゃぁ！私が送って行きます！だってヒーローになるんだから！』

研「そうですね…暗いし喰種じゃなくても危ないし…」

リゼ「ありがとう…Aちゃん…カネキさん」

お兄ちゃんとリゼお姉さんは楽しくお話してて

いつもお兄ちゃんが私の出来ないこととかやってくれて

お兄ちゃんのためにしてくれる人がヒデさんしかいないから…

こうやっていろんな人がお兄ちゃんを楽しませてくれ、幸せにしてくれて私は嬉しいよ

お兄ちゃんが幸せになるなら私も幸せだよ

リゼ「…ホント不思議」

研「『…？』」