夢くらい見させてください【ヒロアカ×東京喰種:re】 (ページ46)

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小休憩挟んでまた再開するそうだ

ミッドナイト先生にロボット使っていいか聞いたら｢ダメ｣って言われたから全部渡した

小休憩も終わり第2回戦

緑谷くんvs轟くん

氷を出しては打ち消しの繰り返す

緑谷くんは自分に負担のかかるやり方でやっている

爆豪「────個性だって身体機能だ。奴には何らかの限度はあるはずだろ」

限度かぁ

実はと言うとキャパオーバーをあまりしない

それより緑谷くんの腕ボロッボロじゃん

それなのにやるってエグいよ…

マイク《モロだぁー！！生々しいの入ったぁ！！》

今までの試合で緑谷くんしか轟くんに1発していない

『やるじゃん緑谷くん』

芦戸「緑谷痛そうだよ」

葉隠「見てるこっちが痛くなる…」

あそこまでなんでできるんだろう…

芦戸「金木…？」

葉隠「どしたー？」

『あ…なんでもないよ』

まぁ、トーカさん達に背中押してもらったから雄英(ここ)に決めたんだ

本気でヒーローにとかは思っていなかった

いや、諦めていた

どうせ喰種の私がなれるはずがないし

なっちゃいけない

なぜなら喰種は駆逐対象だから

悲しいよなぁ…

産まれて直ぐに死ねって言われるのと同じだ

でも人も喰種もいつかは死ぬ

…寿命だけは平等だ

「焦凍ぉぉぉぉ！！！」

！？

「やっと己を受け入れたか！！そうだ！！良いぞ！！ここからがお前の始まり！！俺の血を持って俺を超えて行き…俺の野望をお前が果たせ！！」

気づけば轟くんは炎を使ってた

マイク《エンデヴァーさん急に激励か…？親バカなのね》

あの人がエンデヴァー

…確か轟くんのお父さん

本当に不器用なだけな人じゃん…

あんなふうに言ってたけど、いいお父さんじゃん

私には「俺より強くなり1番になれ」って聞こえる

『…ﾁｯ』

葉隠「…Aちゃん！？」

芦戸「どこに行くの？」

『……外』

芦戸「あ…うん」

葉隠「…どうしたのかなぁ…なんか、舌打ちして…怒ってるような…」

瀬呂「顔見えたけど…くそ不機嫌な轟以上に怖ぇ顔してた…」

上鳴「マジか…」

切島「…お、爆豪もどっか行くんか？」

爆豪「……便所」

ﾌﾟﾙﾙﾙ…

トーカ《どーしたのさ、いきなり。あ、2回戦進出おめでとう》

『うん』

トーカ《…その声だとなんかあったでしょ。話してみな？》

私は昼にあったことを話した

『その話が自慢話にしか聞えなくて、しかも私じゃなくて別の人に対しての話をしてて、なんのために聞いてるんだろうって…』