四百六話 ページ34
やる気満々で沖田が今担当しているさっき来た女の子達のテーブルへ行こうとすると、どうやら追加でまた来たらしい。
大勢引き連れてるからマダムではなさそうだな。
というか見たことあるなこの集団。
西郷「いや〜ん、久し振り〜狂死郎さま〜‼」
黄色い悲鳴を上げて横を通ったのは西郷オカマ軍団。さらっと店長さんをさらっていった。
前会ったときと雰囲気全然違ったんだけど、陰影濃くてスタンド見えたんだけど。
詩織「狂死郎さんんんん‼」
土方「オイあのままじゃアイツピラニア軍団に喰われちまうぞ!
誰でもいいから行け‼マダムの情報なしで対応するわけにいかねェ‼」
銀時「くっそォ、俺達は残念ながらヘルプのヘルプだからな。
YAMA‼アーユーレディ?」
『何?YAMAって山崎のこと?今呼ぶから待ってて』
新八「お前ら全員行く気ねーだろ!」
行かないのかというオーラは出しているが、依然として誰も一歩も動こうとはしない。
だってあそこに突っ込むってサファリパークを生身で歩き回るようなものなんだもの。
知り合いだけどエンジンかかってるっぽいし近づきたくねー。
一度入ったら出られなくなりそう。
詩織「でも、このまま放っておくわけにも行きませんよね。私が…」
『待って待って、一人で行くと?
可憐な少女をモンスター屋敷につっこめないって』
新八「なら全員で行きましょう…アレ、GINさんは」
救出作戦について話し合ってると新八くんが何かに気づいたらしい。そういえば銀時がいない。もしやと思い出入り口へ目を向けると、案の定逃げ出そうとしているアイツがいる。
人が精一杯考えてるのに何さらしてくれとんじゃ。
無性に腹がたつがこの距離じゃまんまと逃げられてしまいそうだ。
酒瓶を取って投げようとしたところ、新しくやって来た客によって制裁はくわえられた。
月詠「いや〜ん、折角遊びにきたのにどこにいっちゃうのGIN様」
詩織「月詠さ…」
後ろに吉原の百華をつれていてオカマ軍団と登場パターンは一緒だが、銀時を抑えてくれるかも。そんな淡い期待は次の台詞であっさりと打ち砕かれる。
月詠「夜はまだまだこれからだろーが!
さっさと酒つがんかい腐れホストぉぉぉ‼」
『ナイッサー‼』
力強くGINを投げたツッキーはどうやら酔っぱらってるようだ。
投げてくれたのはありがたいが店破壊はちょっとやり過ぎかな!
それでも私的には嬉しいが周りの反応は微妙だ。え?もしかして酒乱だったりする?
225人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たこわさび - Aさん» 落ちの話ですが今の時点では決まっておりません。そもそも落とすかどうかも決めかねている状態です。まだ未確定の部分もあるのでご期待に添えるかどうかも分かりません。ですが、一つの意見としてしっかり受け取らせていただきます。コメントありがとうございました。 (6月22日 22時) (レス) id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
A - 沖田落ちだと嬉しいです! (6月22日 12時) (レス) @page37 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
A - 落ちは決まってますか? (6月22日 12時) (レス) @page37 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たこわさび | 作成日時:2023年5月11日 23時