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三百九十六話 ページ24

詩織ちゃんと神楽ちゃんとその他諸々がいるという建物の中に入ると、真っ先に飛び込んできたのは血まみれの大量の辰羅。

よくこんなに人数集められたなとそっちの方に頭を動かしてしまう。
まぁ結局その努力も地球人の手によって水の泡だけど。


階段を上り大広間のようなところの襖を開けると、いつもの顔ぶれが立っていた。



新八「ほら、神楽ちゃんしっかり持って」


神楽「いやヨ!銀ちゃんの足なんかさわりたくないアル‼水虫がうつるネ‼」


詩織「大丈夫だよ神楽ちゃん、靴があるからどんな病気もうつらないって」


神楽「それでもいやアル!ばっちいネ‼」



どうやら部屋のど真ん中で倒れてるアイツをどう運ぶか話し合っている。
なんか体感長かったからすごい癒される。あの空間に飛び込みたいけどこの手錠さえなければ。



『そんな時に抗菌リセッシュ!』


勝男「ファブリーズ!…って何やらせとんねん‼」


『ということで久しぶりー、元気そうで何よりだよ』


詩織「……ずいぶん仲良さそうですね。
あと、ということでの使い時間違ってます」



やけにハイテンションで現れた私達に若干驚きつつも、詩織ちゃんが一番に反応した。

怒られるかもだけどいまだにファブリーズとリセッシュの区別ついてないんだよね。
どっちもなんかいい匂いがする液体を吹き掛けられるって点なら同じだと思うけど。



新八「Aさん!と、なんで黒駒勝男が…」


神楽「離れるネA、そんな変な七三といたらAまで七三になってしまうヨ!」


『あれ、知り合い?』


勝男「一応な」



ゴマちゃんに注がれる不審者を見る視線。何したのさ。
まぁいいか。離れたくても離れられないしそこの説明は不可避。

ならとりあえず不信感を拭うために私とゴマちゃんが知り合いアピールしとこ。



『そう警戒しなくていいよ。コイツなんもしてこないから。
改めて紹介しとくね、こちらゴマアザラシのゴマちゃん』


勝男「何が欲しいかゆうてみいや、グーパンか?」


『あ、この手に持ってる方はシャンシャンね』


詩織「動物園でも開くんですか?」



私動物園より水族館の方が好きだからつくるとしたら水族館かな。
そこらへんから拾ってきたシャンシャンだけど意外と大人しい。

そういえばここに黒幕もいるって聞いたけど見当たらないな。
もしかして逃げたとか?…そんな上司やだな。



神楽「これがあのシャンシャンアルか!」


新八「待って神楽ちゃん!それ偽物‼」

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たこわさび - Aさん» 落ちの話ですが今の時点では決まっておりません。そもそも落とすかどうかも決めかねている状態です。まだ未確定の部分もあるのでご期待に添えるかどうかも分かりません。ですが、一つの意見としてしっかり受け取らせていただきます。コメントありがとうございました。 (6月22日 22時) (レス) id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
A - 沖田落ちだと嬉しいです! (6月22日 12時) (レス) @page37 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
A - 落ちは決まってますか? (6月22日 12時) (レス) @page37 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たこわさび | 作成日時:2023年5月11日 23時

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