さよなら、大好きだった僕らの日常【創作】 (ページ7)

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おてがみページ7

ってのが僕の今までの過去。金髪の人……藍咲琴乃に助けて貰って暮らして……僕が14の時に琴乃が先生になって……僕もその学園に行ってさ…平凡な暮らしをしてた。

でも心は何も変わらずにいた。
悲しいような、苦しいような怒りのような感情は消えないまま。
本当は復讐してやりたい。
殺したい。
そうだ…………殺したい。

でもある日突然、事件が起こった。

kt｢悠春月ー？｣

『は、はい！』

kt｢なんか悠春月宛に手紙が届いてたよ？しかも差出人不明｣

『手紙……？』

誰かにこの家の住所を教えたことは無いのに……？
一体誰からだろうか

疑問に思いつつ、僕は琴乃に貰った手紙を開いた。
すると……

『っ！？』

「復讐したいならここに来い。殺したい相手がいるなら来るといい。
必ずお前の望みを叶えてあげよう。

手紙の内容はお前以外誰にも見せるな。
これを貰った者は捨てるにしろ破るにしろ何をしようがこの手紙はいくらでも帰ってくる。

運命は決まっているからな。
何もしなければ何も変わらない。

住所は以下の通りだ。」

……と下に住所が書いてあり手紙はそこで終わった。

僕は冷や汗をかいた。

分かる。この手紙はふざけているイタズラのようなものでは無いと。

手紙から溢れる憎しみのようなものが本物だということを思わせるには十分な事だった。

でも僕は復讐してやりたい。

彼奴らを殺してやりたい。

あの憎い家族を。

あの_______________。

｢｢おにいちゃん｣｣

『っ…………！？』