風柱と継子のうるさい日常 ２

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お風呂に入ったあと縁側の方に行くと師範がいた

「師範なにしてるんですか？」


不「あァ？Aここ座れ」


師範は横に座れと隣をポンポン叩いた



私は師範の隣に腰を下ろした


不「……」

師範は無言で私の腕を掴んだ



「いっっ、、」

不「やっぱりなァ」



「な、なんでバレた……」



不「ハッ、おめェの師範を何年やってると思ってんだァ
見せてみろ」


「はぁ、師範に嘘はつけませんね」



渋々浴衣の袖を捲り腕を見せる



「ここ1番傷が深くて重症らしいです」



不「ちょっと待ってろォ」


師範は立ち上がると自分の部屋に戻り、救急箱を持って帰ってきた


「師範包帯巻いてくれるんですか？」


不「あァ」


「綺麗に巻いてくれなきゃやり直し＋高級おはぎd…っっっいだだだだだだだだ！！！！！」


師範が腕の傷をぐっと押してきた




不「うるせェ、ちょっと黙れ」


「いや、今のは師範が悪いでしょ！！！怪我人になんてことを！！」




パッと師範を見るとちょっと微笑んでる…？


「師範何笑ってるんですか？」


不「笑ってねェわ、アホ」と包帯を巻き終わった師範は私の腕を軽く叩いた



「っっっっいっったぁぁぁい！！！」


キッと涙目になりながら師範を睨む


すると師範が立ち上がって私の頭に手を置き




不「よく生きて帰ってきた自慢の継子だァ」と部屋に歩いて行く


「え…！！」

自慢の継子なんて初めて言われて私は嬉しくなり
立ち上がって後ろから師範に抱きついた

「師範は私の自慢の師範です！！」

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