今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:6,379 hit
小｜中｜大
7 ページ8
.
この間、安田くんに
「何で大蔵省？」
って聞かれた。
何でだろう。
何で彼はわたしに無償の愛をくれるんだろう。
人気アイドルで、顔がイケてて、お金持ってて。
そんな彼に寄って来る女なんて沢山いるのに。
わたしみたいな、報われない片想いしてる女に
世話焼いて時間を費やす必要なんかないのに。
ずっと思ってた。
なんでわたしなんだろう。
だから、ブンブン振り回したらどっか行くと思ってた。
だから色々強請って、無茶言ったのに。
全然効かなくて。
だから、1回身体を許せば、満足するのかなって思ったから。
身体だって許したのに。
改善の余地なし。故に見事大蔵省就任。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：sakura x他1人 | 作成日時：2018年5月10日 22時
