6話 ページ8
あれから3ヶ月。
ゼニスの元で働く毎日を過ごしている。
特に何も変わった能力が開花することも、ワンピースの登場人物に会うこともなく、超平凡な人生を送っていた。
人と変わっていることといえば、私が超ラッキーガール体質だってこと。
例えば、子どもたちと花とか摘んでる時にクローバーを摘んだりすると必ず4つ葉だったり、
ヘマしてゼニスに怒られそうになった瞬間に店のオーダーが来たり、
たまに襲ってくる海賊の銃弾が私だけを避けたり…………
とにかく、私ラッキーガールなの。ラッキーガールA。
宝くじとか引いたら確実に1等当たる気がする卍
あと、もう1つ言うならば、
ゼニス「おーい、A！ちと隣町まで買い出しに行ってくれ！」
『承知した。血に濡れし紅き果実と角を持ち碧の声無き生命を食らう魔物の肉を召喚しろと申すのだな？』
ゼニス「林檎と牛肉な。ったくよー、突然厨二モードになると困るわ！！！！」
…………厨二キャラがちょっと板についてきたことくらいかな。
ゼニスもツッコミには慣れたもので、フードを深く被り直す私に「夕方までには帰ってこいよー」、と手を振って送り出した。
隣町は、ここよりも少し栄えている場所である。
私の住んでいる村よりも物資が豊富なので、村人はよく休みの日はここでいろいろと調達しているのだ。
今身につけているフードとマントはここで調達した。
隣町につけば、いつもの如くガヤガヤと賑わっていた。
私はそこで林檎と牛肉を買う。
あっ、勿論流石に「林檎と牛肉下さい」って言ったよ？？？？流石にね？？？
そして、寄り道もせずにさっさと帰ろうとした、その時。
『っな、_______』
突然、頭に布のような物を被せられると同時に、腹に鈍痛。
『か、はっ』
被せられた布によって真っ暗な視界の中、ぼんやりと頭が動く。
こいつら、人攫いか………？
残念ながら口調以外雑魚な私は、情けなくもそこで意識が途絶えてしまったのであった。
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サボり魔 - 軽く腹筋板チョコになりましたwwwwww コンソメうにさんの小説超絶好きです！更新頑張って下さい！ (2022年3月10日 17時) (
レス) id: 51d0125873 (このIDを非表示/違反報告)
白浪美鎖(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！勘違いされ系のオリ主大好きです！更新頑張ってください！ (2019年10月1日 22時) (レス) id: 31cb5193da (このIDを非表示/違反報告)
かあ(プロフ) - はじめまして！久しぶりに面白い作品に出会えました♪今後の展開が楽しみです！更新頑張ってください！応援してます！ (2019年9月22日 7時) (レス) id: 1f1c086ba0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 推しはサボ君です！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年9月11日 15時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
かなぎ。(プロフ) - めっちゃ面白いです！このテンションの夢主好きだー！更新頑張ってください！ (2019年9月6日 22時) (レス) id: 0ff8654487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コンソメうに | 作成日時：2019年8月15日 19時
