10話 ページ13
ハムサンドを待ってる間、店内をぼーっと見回す。
明るい店内。お昼時だからかまあまあ賑わってるみたいだ。
すかさず目星!!!!!
〈えぇ!?!?ここで振っても何も出ないよ!?!?〉
何も出ないのかよ!?!?
驚いたKPの声と同時に視界に開かれるウインドウ。
振らせてくれるのかよ………
目星(85)→28(成功)
出目がいいな相変わらず……
〈うわ成功しちゃった………じゃあ、えーと、Aはお客さんのなかで、女子高生などが多く見られることに気づくよ。
多分安室さん目当てなのかな?〉
なるほど、モテる男は辛いなぁ!!!
ウインドウが閉じると、丁度安室さんが視界の右端からでてきた。
うっっっわびっっくりした…………
安室「お待たせしました、ハムサンドです」
テーブルに置かれたのはレタスの緑が鮮やかなハムサンド。
めちゃくちゃ美味そう。
『ありがとうございます…!!』
思わずかぶりつくと、横にいるトリプルフェイスがふふ、と笑った。
いや仕事戻れや…………
『どうかなさったんですか?』
気持ちは何わろてんねん、と言ってるつもりである。
安室「いや、あまりにも美味しそうに食べているので……ふふっ」
くそ、顔がいい!!!KP!!!心理学!!!
〈いやいや、だから何も出ないってば!!〉
今度はウインドウが出現しなかった。ケチ。
ケチKPにはあまり気に留めず、続けてハムサンドを頬張る。
めっちゃ美味い……どうやったらこんな上質なハムサンドができんの………
幸せに浸っていると、耳元でダイス音が響いた。
もしかして:シークレットダイス
なんのダイスだKP………安室さんによる私への心理学か?それとも………
カラン
私の考えを断ち切るように、店のドアが開いた。
さっきまで私の横にいたトリプルフェイスが立ち上がる。
そして、ドアから入ってきた人物に話しかけた。
安室「やあ、こんにちは。コナンくん」
コナン「安室さんこんにちは!」
そんな微笑ましい会話の中、私の思考は冷静で。
…………今のシークレットダイス、コナンくんとの遭遇に対する幸運ロールだったな……
そんなことを考えていた。
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←9話
105人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
コンソメうに(プロフ) - レイさん» ありがとうございますー!!!クトゥルフ好き多くてザイクロトルになれそうです……() (2019年7月22日 10時) (レス) id: 5c1fade9a7 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - ここにもいたぁ……、クトゥルフ知ってる人結構居るよ…、後この作品を待ってた!!!見たくて見たくて仕方なかったクロスオーバー、最の高です! (2019年7月20日 8時) (レス) id: 17be4d58d2 (このIDを非表示/違反報告)
コンソメうに(プロフ) - 霜月 楸さん» クトゥルフいいですよね!!!精一杯更新致します!!いあいあ!! (2019年7月13日 18時) (レス) id: 5c1fade9a7 (このIDを非表示/違反報告)
コンソメうに(プロフ) - ピースサインさん» ひぇ〜〜!!!光栄です……!!!精一杯更新致しますので気長にお待ちください!! (2019年7月13日 18時) (レス) id: 5c1fade9a7 (このIDを非表示/違反報告)
霜月 楸(プロフ) - クトゥルフは…いいぞぉ(やる人がいないのでぼっちプレイしてる人)。好きなものコラボ、ありがとうございます。更新を楽しみにしています!いあいあ! (2019年7月13日 14時) (レス) id: 8b63df59bb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コンソメうに | 作成日時:2019年7月10日 7時