【ハイキュー】女の子達の争いを遠くから眺めるのが趣味です (ページ48)

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46話ページ48

この人たちは、梟谷って学校らしい。

なるほど、だから主将があんなにミミズクっぽいのか。

軽く挨拶を済ませたのでお部屋まで案内することに。

…………残念ながら、この敷地の地図を持ってるので迷子ハプニングは起こらないよ。ごめんね♡

スタスタとデカい人達を引き連れて歩いていると、不意に声をかけられた。

木兎「なー、ミソノ？っつったか？」

『はい、珠園です。どうしました？』

木兎「臨時マネージャー？だよな？それってすぐマネージャーじゃなくなんの？」

どんな爆弾投下してくるかと構えてたら普通の質問が来た。いらっしゃい。

『まぁ、そうですね。合宿終わったらクビです。』

合宿終わったら東京土産買って帰んないとなぁ、なんてことを思いながら答える。

木兎「クビ…！？！？！？な、なんて非常な連中だ音駒の奴らは…………」

あれ、言葉のチョイス間違えたか？

『いや、あの……』

木兎「聞いたか赤葦！！」

あかん聞く耳を持たねぇ！！！！

すぐ赤葦さんに話振るじゃん！！！！

赤葦「聞いてますよ。にしても、変わったことするんですね音駒。臨時マネージャーじゃなくて普通に雇えばいいのに…」

え、なんか真面目に話してくれてる。イケメン。

『てっ……黒尾先輩が何考えてるのかはわかりませんが、そのうち別のマネージャー勧誘するんじゃないですかね？』

赤葦「珠園さんはマネ続ける気ないんですか？」

『ないですね。さ、お部屋ここになります！あとあの、赤葦さん敬語じゃなくて大丈夫ですよ。私1年なんで』

私が音駒の人間じゃないとかてっちゃんと従兄妹だとかそういうのは話すのがめんどくさいので話を断ち切る。

『マネージャーの御二方はまたあとでマネージャー部屋にお通しするので、集合お願いします！』

ド素人、仕事ちゃんとする。えらい。

それじゃ、と踵を返してさっさと梟谷部屋を出た。

木葉「なんか、真面目そうなマネだな」

白福「ね～！お話するの楽しみ～」

そんな声が背後から聞こえてくる。

いくらでもお話付き合わせてくださいマネさん…………………

にしても、マネふたりって強豪みたいでいいな…………

あー、青城もマネ2人いたわ。こいつぁ強豪だってばよ。