【ハイキュー】女の子達の争いを遠くから眺めるのが趣味です (ページ43)

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41話ページ43

『ネコだ！！！』

黒尾「音駒な」

孤爪「…………いやここ音駒でもないけど」

着いたよ！！合宿所！！！なんだって！？！？どこ校だっけ！？

どこでもいいけどさすがTOKYO、都会って感じがするね！！！知らんけど！！！！！

灰羽「黒尾さん研磨さんハザーーーっス！！あれ！？彼女ですか！？！？！？」

すげえうるせぇ！！研磨に「さん」付けてるってことは1年生かな！？朝からうるせぇぞ！！！(ブーメラン)

黒尾「そーでーす、マイハニーのAちゃん。だからお前ら余計なちょっかいかけんなよ？」

『てっちゃんのそれが既に余計なちょっかい！？！？あと重いぜよ』

肩に突然加わる重力に必死に耐えながらも答える。

そうだお前も私と同じで余計なこと言う族だったな。

灰羽「ってことは彼女っすか！？黒尾さんをよろしくお願いします！！」

『いや父親か！？あと彼女じゃないから真に受けんのやめよっか！！！』

バッと風を切るように頭を下げた彼に必死に弁明。

すると「ちぇ、なんだ」と口をとがらせながら顔を上げた。

うわ君もまた顔がいいな？？ハーフか？？

黒尾「とにかく。こいつが合宿中はマネージャしてくれるから。困ったらこいつ使えよ」

『いや私あくまで客人…………もうナンデモイイデス』

諦めたようにうなだれるとてっちゃんに頭をわしゃわしゃと撫でられた。

だから私は犬か？？？おん？？？

灰羽「研磨さん、あの二人マジで付き合ってないんすか………？？距離感おかしくないスか……？」

孤爪「…………まあ、従兄妹だし」

灰羽「従兄妹ぉ！？！？！？」

孤爪「微妙に感じるでしょ、似てるDNA…」

灰羽「あー、あのノリですね………」

『てっちゃんなんか2人が私を差し置いてなんか喋ってるよぅなんか』

ひそひそ話をしてる研磨とさっき頭下げてた子(名前は後で聞こう)を指さす。

めっちゃこっち見ながら喋ってて怖いんですけどぉ～～～～～～？？？

黒尾「そうかそうか、可哀想になー？でもお前はとりあえず仕事把握してからあいつらに混じろうね！！」

『真面目か！！！』

黒尾「一応こう見えて主将ですぅ！！！！」

ぎゃーぎゃー喚いているとてっちゃんに首根っこを捕まれ連行される。

いやんレディの扱いは丁重になさい？