【HxH】ヤクザの娘の私がハンターになるまで。 (ページ8)

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陸ページ8

｢君達、新顔だな｣

と、声をかけるトンパさんに着いていく私

その先には、元気そうなツンツン頭の少年と、中性っぽい金髪の青年、背が高くすらっとしたスーツのおじさんがいた

｢おじさん、俺達のこと分かるの？｣

と、さっきの私と同じような質問をする少年に

｢まあね。なにしろオレ、35回も試験受けてるから｣

トンパさんもさっきと同じようなことを言っている

それを聞いて、

35回！？と驚く少年と、
威張れることじゃねぇよな。と金髪の青年に話しかけるおじさん

トンパさんの後ろにいる私にも聞こえてるんだから、絶対トンパさんに聞こえてるよ、それ

｢分からないことがあればなんでも聞いてくれ。オレはトンパってんだ。
後ろのこいつは、お前達と同じ、ルーキーのAってんだ｣

私も後ろから、Aです。よろしくね。と短く挨拶しておいた

｢オレはゴン！！こっちはクラピカとレオリオだよ｣

少年がそう言うと、後ろの2人がうん、と頷いた

なるほど、こっちの少年がゴンか

あれ？うんって言ったけど、どっちがクラピカでどっちがレオリオ………？？

う～ん、とりあえず髪が黄色でピカーッてしてそうな方がクラピカで、
ピカーッってしてない方がレオリオでいっか！
後でそれとなく話しかけてみて、もし違かったら謝ろう！

その後はトンパさんが試験の常連さんや要注意人物を教えてくれた

途中やばそうな奇術師ヒソカ？とかいう人が腕消したりしてた。あの人は絶対やばい

ひとしきり教えてくれたところで

｢そうだ、お近づきの印だ！どうだい？｣

と私達4人分の缶ジュースを差し出してきた

3人がジュースを受け取り、
私も、ありがとう、と言ってジュースを受け取った

トンパさんが

｢じゃ、お互いの健闘を祈って、乾杯～！｣

そう言ってみんなで缶ジュースを飲もうとするけど、

｢あ、ゴメン。私後で飲む
トイレ行きたくなっちゃったら困るし｣

そう、これ考慮しないとね！！
試験始まってからじゃきっとトイレとか行けないだろうし。

｢あ、ああそうか。じゃあオレ達だけでいただこう｣

そう言って4人はプルタブを開け、ジュースを口に含んだ