決着 ページ33
『ヘルフレイム』の熱で室内の気温は真夏のような暑さになり、氷は急速に溶ける
轟は父親の個性を目の前の男が使っていることに驚いている
轟「なんで、あいつの・・・！！」
『そんなのどうだっていいだろ。それよりほら、負けちゃうぞ？エリートさん』
轟は俺の挑発に顔を怒りで歪め
室内を一瞬で凍らせた
そして両壁から氷の刃が俺に襲いかかる
『いい攻撃だな。奇襲も兼ねている』
しかし、その刃は俺に届くことはなかった
BOOOOOOOOOOOOOOM!!!!!!!
『が、全方位からのほうが脅威的だぞ。それとボーッと突っ立てるんじゃなくて、戦闘中は常に動き回れ』
轟「ちっ、はぁ！」
舌打ちをすると、俺に巨大な氷塊で攻撃するが
『フェイクか』
本命は・・・・・・
『後ろ！』
俺は肩に迫った手をはじいた
轟「ちっ、後少しで・・・・・・」
さしずめ、俺を氷結漬けにでもするつもりだったんだろう
『OKOK、学習して行動に移っただけでも上々だぜ、轟』
それじゃあ、近接戦はどうなのかな
轟「っ！！」
俺の上段突きを間一髪で避けた轟
だが、避けてないで氷塊なりでカウンターしてこいよ
『おい、避けてないで、カウンターも狙えよっ！』
轟「っんな暇ねぇよ」
『暇がないんなら、中距離攻撃で牽制してつくるんだよ』
轟は俺の教えのとおりに俺の足場を凍らせた
俺は避けたが
轟はその隙を見逃さなかった
轟(これなら、避けられねぇだろっ！！)
"全方位氷刃包囲攻撃"
空中に佇むAを上下左右から一斉に無数の氷の刃が襲う
切「おいおい！これ訓練のレベルじゃねぇぞ！」
耳「このままじゃ錬磨ヤバイんじゃ・・・」
飯「オールマイト先生！訓練の即時中止を！」
生徒達から訓練の中止の声がでてもオールマイトは止めようとしなかった
確かにこれが彼じゃなかったら止めていよう
しかし彼ならば、「錬磨A」ならばこれほどの攻撃でも脅威ではないとオールマイトは思っていた
『やるじゃん』
Aは氷の刃によって串刺しにされた
その光景に轟をはじめ、モニタールームが呆然とする
しかし、それも一時のことだった
串刺しにされたAはフワフワと消えたのだ
そして突如コンクリートが轟を拘束したのだ
轟「な、に！？」
『ヴィランチームWIN！！！』
１位同士の戦闘はAの勝利で幕をおろした
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ゼロ - とても続きが気になります！ 最新頑張ってください！(土下座) 楽しみにしてます！ (2021年9月8日 8時) (
レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴鹿 - とっても面白いです。続きを楽しみにしてます。 (2021年8月23日 10時) (レス) id: 2e973fc2c9 (このIDを非表示/違反報告)
夏樹 - とても面白かったです！応援しています！ (2021年4月3日 7時) (レス) id: 5a0f0dfb22 (このIDを非表示/違反報告)
悠理(プロフ) - 頑張ってください！ 応援しています！！ (2021年4月2日 20時) (レス) id: 3902738c86 (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 面白いです！更新頑張ってください！ (2021年3月17日 7時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝露 | 作成日時：2021年2月17日 23時
