お弁当 ページ28
個性把握テストの次の日
ヒーロー科としての学校生活がいよいよスタートした
といってもヒーロー科は
午前中が一般教科の授業で
午後にヒーロー基礎学を授業が行われるカリキュラムとなっている
しかも一般教科を教えるのがプロヒーローなのだから授業もなかなか面白い
プ「HEY！ここの英文のミスをわかった奴はいるか？」
今はプレゼントマイクの英語の授業
俺はてっきり音楽担当かと思ってた・・・・・・
そして待ちに待った昼休み
他のクラスメイトは初めての学食と意気揚々と食堂に駆け込んでいった
八「Aさん、お昼一緒にいかがでしょう」
『うん、一緒に食べよ』
八(この日のために通ってきたお料理教室の成果をだすときよ！百！！)
八「Aさん！わ、私、Aさんにお弁当を・・・・・・//////」
顔を真っ赤にしながら、花柄の風呂敷に包まれた弁当を渡す百
彼女の指の所々には絆創膏が貼られていた
そうとう頑張ったのだろう
お弁当を開くと
光沢を輝かせる卵焼き
丁寧に包丁で切り、装飾された赤色のタコさんウィンナー
少し焼け焦げ、真ん中にケチャップでハートマークが描かれたハンバーグ
他にもポテトサラダやおにぎりなど
弁当の定番メニューで彩られている
『おー、うまそ』
八「味の保証はいたしかねます・・・」
『百が頑張って作ってくれたんだから不味いわけないじゃん、いただきまーす』
パクっとハンバーグを一口食べる
『うん！旨い！』
八「まぁ！よかったです！」
贔屓目なしに旨いのだ
冷えているにも関わらずいい味をだすハンバーグ
他の具材もどれも美味しい
『百頑張ったな、俺のためにありがとう』
八「い、いえ！喜んでいただけるだけで私は満足です//////」
『こんなに美味しいお弁当なら毎日食べたいくらいだよ』
八「っ///毎日Aさんを満足させるお弁当を作ってまいりますわ！！」
表情をぷりぷりさせながら言う百
誰かに頼って欲しい願望がある百はこういうお願いにめっぽう弱い
それが、彼女の良さでもあるのだが・・・
『・・・・・・あんまり無茶はしないでね』
八「き、気を付けますっ///」
どうやら若干の無茶は覚悟の上だったようだ
図星をつかれそっぽをむいてしまう
余談だが、先程から扉の隙間から多人数の視線を感じる
一つは怨念にも似た視線も混じっているのだが、某葡萄頭だろうと予想し無視した
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ゼロ - とても続きが気になります！ 最新頑張ってください！(土下座) 楽しみにしてます！ (2021年9月8日 8時) (
レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴鹿 - とっても面白いです。続きを楽しみにしてます。 (2021年8月23日 10時) (レス) id: 2e973fc2c9 (このIDを非表示/違反報告)
夏樹 - とても面白かったです！応援しています！ (2021年4月3日 7時) (レス) id: 5a0f0dfb22 (このIDを非表示/違反報告)
悠理(プロフ) - 頑張ってください！ 応援しています！！ (2021年4月2日 20時) (レス) id: 3902738c86 (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 面白いです！更新頑張ってください！ (2021年3月17日 7時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝露 | 作成日時：2021年2月17日 23時
