八百万 過去編２ ページ13
初めて会った日からはや３年
両家の親が仲が良いだけで、許嫁など！と不満に抱いていた思いは既に消え
学校が終わってしまうと、私は屋敷ではなくAさんの屋敷へとお邪魔していました
休日になれば１日の８割は彼といるようになりました
そして忘れもしない中学二年の日曜日
あの日私達は初めてのデ、デートの約束をしておりました
待ち合わせの時計台広場で彼を待っていたところ
「ねぇねぇ、君一人？なら俺たちと遊ばない？」
「君いくつ？１３？１４？てか中学生だよね？それにしては発育しすぎじゃね？」
ギャハハハと下品に笑う柄の悪い方々に絡まれてしまいました
私の体を舐めまわすように見る２人
こういう方達は生理的に受け付けませんわ
八「あいにくですが、私には許嫁がいます。それに今その方と待ち合わせておりますの。お引き取りを」
私がそう断ると二人は益々笑いました
「ハハハハッまさかのお嬢様系？いいねいいね！俺お嬢様系結構好みだわ」
「下手にプライドが高いからな。それがまたたまらないんだよな」
「こりゃお持ち帰りしかないっしょ！」
そう言って私の腕を掴み、無理矢理つれていこうとされる私
反抗しますが、はやり男女の差では力が段違いでした
八「やめてください！警察呼びますわよ！」
「はっ、やってみろよ！んたこと簡単にさせると思ってんの？」
バッグを奪い取られてしまいました
唯一残された手段は個性の使用ですが、個性を無断で使用してしまえば取り締まられてしまいます。
私の軽率な行動が八百万財閥の品位に傷がついて・・・・・・
もうなす術がなく、されるがままになるしかないのでしょうか
そう思ってました
ですが、そこに私のヒーローが現れたんです
『おい、百に何してんの？』
Aさんが来てくれたんです
「あぁ、何？もしかして君、この子のボーイフレンド？」
「嘘だろ、超よわっちいじゃん！」
Aさんをみてゲラゲラ笑う2人
「この子は俺たちが貰うからさ、僕ちゃんは、帰ってママに泣きつけよ」
「うわーん、僕の彼女が〜ってな」
今考えれば、よくあの二人が生きていれたと思えます
「ギャハハハハ___________ガッ！」
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ゼロ - とても続きが気になります！ 最新頑張ってください！(土下座) 楽しみにしてます！ (2021年9月8日 8時) (
レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴鹿 - とっても面白いです。続きを楽しみにしてます。 (2021年8月23日 10時) (レス) id: 2e973fc2c9 (このIDを非表示/違反報告)
夏樹 - とても面白かったです！応援しています！ (2021年4月3日 7時) (レス) id: 5a0f0dfb22 (このIDを非表示/違反報告)
悠理(プロフ) - 頑張ってください！ 応援しています！！ (2021年4月2日 20時) (レス) id: 3902738c86 (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 面白いです！更新頑張ってください！ (2021年3月17日 7時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝露 | 作成日時：2021年2月17日 23時
