検索窓
今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:16,053 hit

5、降谷零side ページ6

今日は公安部の方へと足をはこべる日だった。
風見からは現場に多数行っているとの報告を受けていたため溜まっているだろう始末書などを片付けに来たのだが…


降谷「綺麗になってる…」

ほかの机のヤツらもほぼ報告書などなく不思議に思ってたまたま資料室の前を通ると明かりがついていた。

「あーもうっ…この降谷零って人アホみたいに次から次へと…」


俺への怒りを口に出しているのは誰かとドアの隙間から除くと中からガチャと銃を向けられている音がした。

「誰ですか?」

その冷たい言葉を聞いて撃つ可能性もあると思い俺は自ら体を前に出した。

降谷「とりあえずそれを降ろせ。」

「名前を名乗ってください。職業柄顔を見た事ない人の事は信じられませんから。」

ごもっともな意見になぜだかふっと笑いが出てしまった。
そして信じてもらえるためには警察手帳を見せるのが早いと思い前に出すと彼女は青ざめた顔をして頭を下げていた。


降谷「君はたしかAAだな?風見から報告は受けてる」

「はっはい!!それより本当に申し訳ございません!」

何回も頭を下げてくる彼女。

降谷「気にするな。。顔を知らない相手に対しての公安としての対応としてはいいと思うが銃は簡単に出すな。話で解決できるならそれに越したことはない。」

「はい…」

しゅんとなったAの背中をぽんぽんと叩くとAは顔を上げてこちらを見る。

綺麗な顔立ちとはこういう人と思うぐらいの整った顔。綺麗な黒髪。純日本人という感じで羨ましく思った。

降谷「君は綺麗だな。」

「えっ…?」

降谷「羨ましいよ。君みたいな黒髪で黒茶色ぽい瞳…」


そう言うと彼女はポカーンとしたような顔で再び見てくると俺はふっとまた笑いがこみ上げてきた。

降谷「Aでいいか?」

「あっ…はい!!」

降谷「これからよろしく頼む。A。」

「こちらこそ…!」

さし伸ばした手をぎゅっと握り返してくれる。

これからこの人物が俺を大きく変わらせてくれるなんて思わないまま俺たちは自分達の部署の部屋と戻ろうと歩き出した。

6、あなたside→←4、あなたside



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
41人がお気に入り
設定タグ:降谷零 , 松田陣平 , コナン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たまごん | 作成日時:2018年7月10日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。