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23、松田side ページ24
「ごめんねっ!」
そう言って走っていくAの背中を見つめ行ったのを確認して俺はまた店内へと入り席に戻る。
おじ「良かったのかい?」
松田「なにがですか?」
おば「行かせてしまって」
松田「いいんですよ。仕事だから…」
そう。仕事だから仕方ない。
俺には止める権限もねぇ。
あいつも上司の命令には逆らえねぇしな。
降谷零。
俺が警備部機動隊の爆弾処理班にいた頃はよくテロ関係で爆弾処理班が公安と動いていることがあった。
そこに顔をだしたのが警察学校時代同期だったアイツだった。
萩原が死んでから俺は移動になった事で降谷とはそれっきりになったがあるガキとの出会いとAの移動からまた名前を聞くことになるとわな。
残りのビールを口に含んでカウンターにお金を置くとサングラスをかけた。
松田「また来るぜ。」
そう言って扉に手をかけるとじーさんとばーさんはニコと笑っていた。
店を出て歩けば通りは先ほどより少なくなっていた。
松田「素直に帰るか。」
煙草に火をつけてふーと一息つけば足が動きだす。
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作者名:たまごん | 作成日時:2018年7月10日 0時