人生はそんなに甘くない。 (ページ17)

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16、あなたside ページ17

｢疲れた。。｣

ドレスを脱ぎ捨てて私服に着替えて外に出た瞬間に妙な開放感があった。

｢飾らないってすばらしい。｣

なぜか強くそう思ってしまった。
公安として任務がうまくいったのだからそこを喜ぶべきなのだろうけど。

そう思うと降谷さんは3つの顔を使い分けている。

｢あの人疲れたり精神的に大丈夫なのだろうか。｣

今回の任務だけでも精神的に疲れたのだから降谷さんはもっと悲しい時も泣けずに辛い時には助けてもらえない位置にいるんだろうな…

｢って…何降谷さんの事ばかり考えるんだろ。｣

私はただ憧れているだけ。

でも…

降谷｢辛かっだろ。知らない男性にベタベタ触られるのわ。｣

何故か心を見透かされているようで…確かに嫌だった。任務だから仕方ないと思ってた私になぜか手を差し出してくるた気がして嬉しかったな…。
改めて降谷さんの良さに気づけたきがしたな…

｢あーもう！｣

ぶんぶんと首を横に振り頬を思いっきり叩いて前を向いた。

｢さーて！報告！報告！｣

私は私服のまま公安の方に向かった。