10-5.___ ページ5
貴方side
『…やっぱバレた?』
zm「さっきのナイフ捌きで分かったわ…。あんな怖いスタイルのやり方、特殊過ぎて頭にこびり付くわ…。」
ゾムさんはやはり洞察力に長けている様で、先程のナイフ捌きだけで見抜かれてしまった様だ。
『これも秘密ね?』
zm「秘密多きオンナって奴やな…?ふはっ構へんで、秘密にしといたる!」
口元に指を置きにししと笑うゾムさんの笑顔は、どこか懐かしくて、自然と笑みが零れてしまう。
zm「…んじゃ、そろそろ戻るな?これから会議あるから。」
『そっか…。じゃあ頑張ってね…!』
zm「おん!行ってくるわ!」
そう言ってゾムさんは扉に…ではなく、ダクトへと登り、そこを這って会議室へと行った。
『…疲れた…。』
今日は色々な事があったせいで、とてつもなく疲れた。
そして私は借りたパジャマの匂いと、シャンプーの香りに包まれながら、眠りに就いた。
そしてその日の夜はとてもいい夢を見た気がした。
────────
────
─
朝。
気持ちの良い朝を迎え、着替えをすませる。
顔を洗って髪の毛をセットし、コンタクトレンズを付けると、コンコンとノックの音が響く。
zm「入るで〜。」
『はーい!』
どうやらノックしたのはゾムさんの様で、私が扉を開けるとにっこりと微笑み
zm「朝飯一緒に行こや!」
と言われ、一緒に食堂へ行くことになった。
食堂に行くと、既に何人かの方は来ていたようで、扉を開けるとグルッペンさんに声をかけられた。
gr「おはようAさん。昨日は良く眠れたか?」
『はい。布団もふかふかだったので寝心地良かったですよ!』
gr「そうか。それは良かったゾ!今日は夜頃家に送るという事で大丈夫か?」
『わかりました!お願いします!』
gr「朝食は各自で取るから、自分のタイミングで食べてくれ。」
そう言ってグルッペンさんは食堂から出て行った。
zm「おし!食べよか!」
『はい!』
─あれから私達は朝食を食べ終わり
zm「んじゃあ、今日は城の案内の続きでもしよか!」
『うん。じゃあお願い!』
ゾムさんに城を案内してもらうことになった。
180人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うり太郎(プロフ) - あ、もう、ヤバい(語彙が)。好きです(意味深)。うん。好きいいいいいい!!(土下座して土にめり込んでそのまま起きてバク転してバク宙した(出来ないけど))早くお互いのこと気づいて欲しいぃぃ!!更新再開楽しみにしてますゥ!! (2021年8月14日 22時) (レス) id: ccbe99882f (このIDを非表示/違反報告)
あとら(プロフ) - アイシュさん» そう言って貰えて有難いです!私もこのアイシュさんのような方好きです(突然の告白)神作品ではありませんが更新頑張ります!!応援ありがとうございます!(´TωT`) (2020年1月7日 21時) (レス) id: db9fbb9ed4 (このIDを非表示/違反報告)
あとら(プロフ) - CO2さん» ああああありがとうございます!?これからも頑張るのでよろしくお願いします!ヽ(;▽;)ノ (2020年1月7日 21時) (レス) id: db9fbb9ed4 (このIDを非表示/違反報告)
アイシュ(プロフ) - 最高!...好きです!(突然の告白)なんで作者様はこのような神作をつくれるのですか!?更新頑張ってください!応援してます! (2020年1月7日 17時) (レス) id: 4ddb37048f (このIDを非表示/違反報告)
CO2(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新楽しみにしてます!(`・ω・´) (2020年1月6日 23時) (レス) id: 55ea3c243b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あとら | 作成日時:2020年1月4日 11時