6-8.___ ページ29
rbside
俺とペ神の出会いは最悪だった。
けれど、そんな"最悪"なんて事すら忘れるほどにおかしな事が起こった。
それは俺がペ神の家で治療を受けてから一週間経って、俺が目を覚ました時の事やった。
rb「…ここ、何処や。」
俺はたしか、昨日の夜
rb「…そうだ。俺、今、生きてるのか?」
ガタンッ
?!
部屋の扉の方で音がした。
???「え、お、起きてる…..。」
rb「え、あ、おん。」
???「よ、よかったぁぁぁ………!」
そう言うと、水色の着物に黒い布に神と書かれた雑面を顔につけた男が安心したかのように抱きついてきた。
rb「!わ、ちょ、やめろ…ください!」
???「ブフッwやめろくださいって何wあははw面白いね君www」
全く…人の間違いを笑うとは失礼なやつだな此奴。…そう言えばここどこなんや。
sn「あ、そう言えば言い忘れてたねw俺はしんぺい神。長いからペ神でいいよ!」
ペ神はそう言うと俺の頭を突然撫でた。
ビックリしたけど、心地がよかったので許す事にした。
rb「えっと、よろしくお願いします。ペ神。」
sn「うん、よろしくね。あと、医者として聞かなくちゃいけない事もあるから幾つか質問させてもらってもいいかな?答えたくなかったら答えなくていいよ。」
rb「分かった。」
sn「じゃあ君の名前と、年齢、それと出身、教えてくれるかな?」
rb「ん、名前はロボロ。年齢は多分10歳。出身はわれわれ?国のC2プラn…C-2区間です。」
sn「え!?10歳なの!?ごめんね、てっきりロボロくんの事6歳ぐらいだと思ってたよ…」
6歳?!何でそんなに小さい子だと思われてるんだ…。
rb「俺10歳にしては身長高いねぇって言われてた方なんすけど....。」
sn「え、ロボロくん....あのー。失礼かもしれないけどさ、自分の身長って見たことある…?」
は?何言ってるんだ。それなら130cm位あったはず
rb「130cm位あると思うんやけど?」
sn「…鏡みてみる?」
rb「は、はぁ」
まぁそんな低くないと思うんだけどなぁ
そう思いながら鏡の前に立つと、そこには
rb「………は、?」
明らかに身長の低い自分が映っていた。
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作者名:あとら | 作成日時:2019年9月22日 21時