おう、幼児化するってよ。【健太ver.】 ページ7
クリスside
サワサワと、並木の葉っぱが音を立てる。
綺麗な景色に見惚れていると、人とぶつかってしまった。
「きゃっ！」
「わああ！ごめんなさい〜！」
ふわふわとした話し方に、幼い子なんだなと思いながら手を差し伸べる。
黄色いダボダボの服を着て、なんだかワンピースみたいね。
「ごめんね、大丈夫？」
「うん、だいじょ…って、クリスちゃん！？」
「…え？」
あれ？全く見たことないのに…なんで知ってるの？
目の前の幼児が自分を指差して主張する。
「ぼくだよぼく！けんただよ〜！」
……。
「…えっ、ええ〜！？」
ーーーー
「つまり、前俺がなったのと同じ状態ってことだな」
徳川くんが健太の髪を梳く。
今日は、徳川くんが幼児化してから１週間たった土曜日。
いつもなんだか幼い感じの健太が、さらに幼くなってるわね。
そんな中、徳川くんが苦い顔で健太を見つめる。
「まさか、毎週土曜日にこの現象が起こるんじゃ…いや、無いと信じたい」
「どうしたの、こういち？」
健太が不思議そうに光一の膝によじ登る。
突然のことに徳川くんは驚いていたけど、健太を持ち上げ、自分の膝に座らせてあげていた。
なんだか、徳川くんお父さんみたいね。
ご機嫌の健太が、徳川くんの隣に座っていた風早くんに手を伸ばした。
もちろん短い腕では届かないので、風早くんが少し体を寄せる。
やっと手が届く距離になって、健太は風早くんの頬にぺたぺたと触る。
特に風早くんは抵抗するでもなく、されるがままになっていた。
微笑ましく見ていたところ、突如健太がバランスを崩す。
徳川くんが声を上げる。
「え、健太！？大丈夫か？」
慌てて風早くんが抱き上げると、恥ずかしげにあははと頭をかいていた。
すみれがはあっと息をつく。
「ちっちゃくなっても、ドジは変わらないんだね」
本当、健太のドジは才能みたいね…。
ーーーー
ほい、作者だよ。
テスト、難しかったよ。
明日もあるよ。
何気に、クリスちゃん視点書くの初めてかも？
結構楽しかった。
あとね、私他にもいろんな二次創作出してるんですが。
そこで結構人気を集めている分身ちゃんを登場させたいです。
これから後書きで対話させます。
だし巻きたまごちゃん。
めっちゃ真面目ないい子。
若干荒っぽい。
ツッコミ。そして辛辣。
たまにコメ欄で自分を推してくれる人がいて嬉しい。
『よろしくなー』
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たまご(プロフ) - さゆさん» こんにちはー！コメント返信遅くなってすみませんー！合唱部、お揃いですね。ようやく重い腰を上げて書き始めたので、よろしくお願いします。 (10月22日 16時) (
レス) id: 6747865d62 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - 私も合唱部でした… (8月15日 13時) (レス) @page49 id: f83e442703 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - 叫びましたよ〜！！笑 「光和最高っ！！」 (8月15日 12時) (レス) @page1 id: f83e442703 (このIDを非表示/違反報告)
アイスマン(プロフ) - おい、おい48ページの和馬くんをお姫様抱っこしたい貴様。 同感だ (2022年4月18日 21時) (レス) @page48 id: a725f7a9a5 (このIDを非表示/違反報告)
ペン太 - お返事書こうとしたらまた久しぶりになっちゃった……ぽのさん、たまごさん、お久しぶりです！ (2022年3月26日 16時) (レス) id: 1f3dfec746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまご | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2022年1月3日 16時
