続き ページ46
和馬side
最悪だ…
よりによって、今日。
準備体操をやるだけでも辛い。
合同でやることになったので、世界一クラブのメンバーの様子がよくわかる。
キレッキレの準備体操をする五井、生真面目に体操する光一と日野。
健太は…なんだか、こう…チンアナゴのような、なんというか…。
個性がよく現れているのを見て、呆れるように息を吐く。
それに合わせるようにずきりと頭が痛んで、頭に手を当てた。
「よーし！集合！」
先生に呼ばれ、吸い込まれるように生徒が集まる。
何をするのか興味津々の生徒を見て、先生が口を開いた。
「今日やるのは、サッカーだ！」
サッカー…
もう少し楽なものが良かった。
ずっと走りっぱなしでなければならないぶん、疲れる。
だが、チームの前後半の入れ替えで1試合は休める。それなら…
「あ、風早！後半の人数が足りないから、前後半どっちも出てくれ！お前、スタミナあるし大丈夫だろ！」
なぜよりによって今日なんだ…！呪われているのか！？
でも足りないなら出るしかない。
「分かりました…」
ー
「はっ、はっ…！」
息が苦しい。
いつもこのくらいなら息も切れないのに、今日はダメだ。
ボールを追うのもやっとで、ぐらぐらと視界が揺れる。
オレは一応前半を終え、後半に突入していた。
前半よりも消耗が激しく、意識が朦朧とする。
「ぐっ…」
…流石に、限界だ。
体から力が抜け、地面に叩きつけられる。
ピピーッと笛が鳴り、沢山の足音が迫ってくる。
「おい、大丈夫か！？」「顔、真っ赤！熱！？」「保健室に…！」
周囲の声を聞きながら、オレの意識は途絶えた。
ーーーー
区切りどころって難しいよね…( ´_ゝ`)
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たまご(プロフ) - さゆさん» こんにちはー！コメント返信遅くなってすみませんー！合唱部、お揃いですね。ようやく重い腰を上げて書き始めたので、よろしくお願いします。 (10月22日 16時) (
レス) id: 6747865d62 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - 私も合唱部でした… (8月15日 13時) (レス) @page49 id: f83e442703 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - 叫びましたよ〜！！笑 「光和最高っ！！」 (8月15日 12時) (レス) @page1 id: f83e442703 (このIDを非表示/違反報告)
アイスマン(プロフ) - おい、おい48ページの和馬くんをお姫様抱っこしたい貴様。 同感だ (2022年4月18日 21時) (レス) @page48 id: a725f7a9a5 (このIDを非表示/違反報告)
ペン太 - お返事書こうとしたらまた久しぶりになっちゃった……ぽのさん、たまごさん、お久しぶりです！ (2022年3月26日 16時) (レス) id: 1f3dfec746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまご | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2022年1月3日 16時
