お話の続き（長くてすまん） ページ44
更新遅くなってごめんちょ(((
余震怖いね
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和馬side
いつになったら、ここから抜け出せるんだ…
オレのいる部屋は窓が無いから、太陽も月も見えない。
おかげで体内時計は乱れるし、何日だったのかも分からない。
誰か、助け___
バキィッッ！！
なんだ！？
何かが思いっきり破壊される音。
何か、上の方から聞こえてきたが…。
「たああああっ！通りすがりのナゾの柔道ヒロイン、見参！」
このうるさいくらいに元気な声は…
五井か！？
バタバタと上で複数人の足音がする。
「うわああっ、なんなんだお前ら！警察を呼ぶぞ！」
「呼んでいいのか？家宅捜索されて困るのはお前だろ？」
男の焦ったような声と、聞き馴染んだ落ち着いた声。
ここにいる間、何度も求めた声を直に聞いて、じわりと涙が滲む。
「そうよ、早く風早くんを解放しなさい！」
「うわあっ、なんでこんなところに段差がっ！？」
可愛らしくも鋭い声と、焦ったような声。
立て続けにドタッと音がしたが、きっと健太がドジをしたんだろう。
「なんでここが分かったんだ！くそ、出てけ___」
「必殺！大内刈り〜！！」
「へっ！？なっ、なんなんだああああ」
鈍い音がここまで響いてきた。
こんな状況だが、五井は恐ろしいな…。
程なくして、ガチャリとオレのいる部屋のドアが開く。
バタバタと4人が入ってきて、体の力が抜ける。
「悪い！この部屋は地下にあったから、捜索に手間取った」
「ふふん！和馬、あたしたちに助けられたね！」
五井がそう言った直後。
男が、部屋の中に飛び込んできた。
必死の形相で、オレを指差す。
「ま、待てよ…！ふざけやがって！和馬くんは俺のものd」
「…あ''あ''？」
…待て。
なんだ今のドスの効いた声は。
恐る恐る声の方向を向く。
そこには鬼の如く眼光を鋭くさせた光一がゆらりと立っていた。
絶対零度の冷たい瞳で男を睨め付ける。
「ふざけてるのはそっちだろ？和馬を誘拐しただけでもおれの怒りは真骨頂だったっていうのに、まだそんなことをほざくとは…ほんっっとうにゴミだな。いや、一緒にされるゴミがかわいそうだ」
ペラペラと悪口を並べ立てる光一に、誰もが言葉を失って立ち尽くす。
その後激しい罵倒を受けた男は抵抗もなく、パトカーに連行されていった。
「和馬、大丈夫か？」
人間とは思えないほどの表情から一転し、心配げな顔を向けてくる光一。
…光一は、本気で怒らせたらまずいんだな。
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たまご(プロフ) - さゆさん» こんにちはー！コメント返信遅くなってすみませんー！合唱部、お揃いですね。ようやく重い腰を上げて書き始めたので、よろしくお願いします。 (10月22日 16時) (
レス) id: 6747865d62 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - 私も合唱部でした… (8月15日 13時) (レス) @page49 id: f83e442703 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - 叫びましたよ〜！！笑 「光和最高っ！！」 (8月15日 12時) (レス) @page1 id: f83e442703 (このIDを非表示/違反報告)
アイスマン(プロフ) - おい、おい48ページの和馬くんをお姫様抱っこしたい貴様。 同感だ (2022年4月18日 21時) (レス) @page48 id: a725f7a9a5 (このIDを非表示/違反報告)
ペン太 - お返事書こうとしたらまた久しぶりになっちゃった……ぽのさん、たまごさん、お久しぶりです！ (2022年3月26日 16時) (レス) id: 1f3dfec746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまご | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2022年1月3日 16時
