世界一クラブの小説作るってよ。その2

クリス。 ページ37

続きですよん。
最近、なんか自分投稿頻度高くなってきたと思ってる。

うん、なんかね…クリスちゃんがクリスちゃんじゃない。
なんかリクエストと違う！思ってたんと違う！
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クリスside

私は、光一くんを殺してしまった。
通報だってされたし、警察に尋問だってされた。

「私は、光一くんを殺しました。…弟のために」

私には取り繕う必要なんてない。だから、素直に自供した。

きっと、私の弟__和馬は光一くんのことを大切に思っていたはず。
自分の身を持って光一くんを助けたんだから、そうよね。

和馬が１度目の生を失った時、その遺体を見て心臓が止まるかと思った。
実際にすごく取り乱したし、原因である光一くんを…ひどく憎んだ。
だけど、関わっていくうちにその思いも薄れていった。

その矢先、あの時と同じ事故が起こった。

本当に憎かった。
彼はまだ２度目の生だってチャンスはあるのに。
どうして和馬が死ななければならないの？

そう思ったけど、憎んだけど、私は意地悪をする気にはなれなかったのよね。
光一くんも和馬を大切に思ってくれていたから、復讐なんてしなくたって、いいだろう。

これ以上、和馬と光一くんが離れ離れになるのは、少しかわいそうだと思った。
だから、私は光一くんを殺した。

きっと彼らは、天の上で会っているだろう。

だから私も。

「さようなら、みんな」

その日私は、ナイフを使って。
この世からいなくなりました。

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