続き ページ35
タイトルよく入れ忘れる作者です。
みんなも忘れないように気をつけてね！(お前だけやろ)
あ、他sideのお話って、番外編みたいなのでいいんでしょうか？
ーーーー
光一side
いつもと変わらない道に、いつもと変わらない幼馴染。
他愛のない会話をしているこの時間でさえ楽しい。
いつまでもいつまでも、この時間が続けばいい。
そんな希望は、すぐに打ち砕かれるものだ。
ー
「〜で、すみれが巴投げをしたんだよな」
「…そのヤンキーは喧嘩を売る相手を間違えたな」
やたらと元気なすみれのことを思い出しつつ、話の種にする。
的確な相槌に思わず笑いがこぼれそうになった。
ダメだな、すみれのことで笑うと後が怖い。
そんな平穏な情景を引き裂くように、女性の金切り声が響き渡った。
「キャーーーッッッッ！！！」
「うわあああ、逃げろぉー！！」
「おばあちゃん！このビルに逃げないとッ」
様々な声が入り乱れて、正しい状況を処理できない。
何なんだ、一体何が…
和馬が叫び声が聞こえた方向に顔を向け、眉間にしわを寄せる。
おれもつられてそこを向き、目を疑った。
白いトラックが、歩道に突っ込んできていた。
暴走して暴れ回るトラックから逃げようと、人がこちらへなだれ込んでくる。
「うっ！」
人に押されて、尻餅をつく。
痛い…それより、早く立って___
「っ光一！逃げろ！」
和馬の鋭い声が飛んでくる。
はっと顔を上げれば、白い車体が目の前に迫ってきていた。
死___！
その言葉が頭をよぎる。
ああダメだ、間に合わない。
蘇ることは可能だろうが、永遠に『おれとしての』言葉を伝えられない。
せめて最期には…
ドンッッッ
鈍い音が辺りに響く。
音の割にどこも痛くない。死ぬと、こうなるのか？
…違う、死んだらこんなの考えることなんてできない。
不自然にかかる影を視認して、恐る恐る目線を上げれば。
入れ違いになるように、どさっと和馬の体が地に落ちた。
ーーーー
何のせいか、誰かが死ぬってなると交通事故しか思いつかん。
なんか白いトラックって前のお話にも出てきた気が…。
あと、もうお察しの方もいらっしゃるでしょう。
作者の悪い癖。
「上手くまとめられないので、謎に話が長引く」
短く上手にまとめられる作者様に憧れてます。
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たまご(プロフ) - さゆさん» こんにちはー！コメント返信遅くなってすみませんー！合唱部、お揃いですね。ようやく重い腰を上げて書き始めたので、よろしくお願いします。 (10月22日 16時) (
レス) id: 6747865d62 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - 私も合唱部でした… (8月15日 13時) (レス) @page49 id: f83e442703 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - 叫びましたよ〜！！笑 「光和最高っ！！」 (8月15日 12時) (レス) @page1 id: f83e442703 (このIDを非表示/違反報告)
アイスマン(プロフ) - おい、おい48ページの和馬くんをお姫様抱っこしたい貴様。 同感だ (2022年4月18日 21時) (レス) @page48 id: a725f7a9a5 (このIDを非表示/違反報告)
ペン太 - お返事書こうとしたらまた久しぶりになっちゃった……ぽのさん、たまごさん、お久しぶりです！ (2022年3月26日 16時) (レス) id: 1f3dfec746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまご | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2022年1月3日 16時
