かわいさんリクエスト、悪徳のジャッジメント(曲パロ) ページ23
はい、これまた大好きな曲です。
裏話が…やばい…
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和馬side
カンっ!
木槌を振り下ろし、口から言葉を滑らせる。
「被告人を、無罪とする」
被害者側から悲痛な声が上がる。
中には泣き崩れ、絶叫している女性もいた。
目の前の犯罪者と目が合うと、相手はニヤリといやらしく笑った。
オレは、とある街の法廷の裁判官。
どうしてあいつが無罪なのよ!と声が上がるが、オレはオレのやり方で裁判をする。
何も言わずに席を立ち、退出した。
ー
「ハハッ、分かっちゃいたが、あんたも相当の悪人だな」
無罪の…いや、『無罪にした』元被告人が、声をかけてくる。
何も言わずにいると、構わずにベラベラと喋り続けていた。
「本来正義の頂点にあるような裁判官が望むのは、正義よりも金ってな。いやあ、ここの司法も汚れたもんだぜ」
正義なんて、どうだっていい。
こいつのいう通り、オレは金さえ払えばどんな極悪人でも救う。
そういうこいつは、人を殺した犯罪者。
さっき泣き叫んでいたのは、被害者の母親だろう。
一通り話して満足したのか、あいつは手を振り離れていった。
ー
『ねえ、私は女なのよ?お金なんてないけど、無罪にしてよ!』
『わしはもう年がいっとってのう…頼む、無罪に…』
『わたし、可愛いでしょ?相手してあげるから、無罪にして?』
容姿、性別、年齢、人種…
そんなことは問わない。金が払えれば無罪、払えなければ有罪。
たったそれだけの、簡単なルール。
そんな「金は払わないけど、無罪に」なんてふざけたやつに、オレは言い放つ。
「地獄の沙汰も金次第…お前の人生は、オレ次第で決まるんだ」
もちろん、金を払わないやつは容赦なく有罪。
たとえ冤罪だろうが、オレの裁判ではそんなことは関係無い。
『なあ、本当に違うんだ!アリバイだってあるのに…』
冤罪から救い出してもらう方法は、ただ一つ。
「冤罪だろうが関係ない。救いが欲しければ、金を出せ」
オレの仕切る裁判では、金がものを言う。
オレのさじ加減ひとつで、人の未来が決まる。
オレの裁判で無罪になりたいなら、金を出す。
それだけを守れば、オレの裁判は簡単に切り抜けられるんだから。
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ん…
なんか違う気がする…
ずっと前から好きだったんだけどなこの曲…
!!!検定作ったああああ!!頼むやってくれお願いします→←柊の部屋さんリクエスト
9人がお気に入り
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たまご(プロフ) - さゆさん» こんにちはー!コメント返信遅くなってすみませんー!合唱部、お揃いですね。ようやく重い腰を上げて書き始めたので、よろしくお願いします。 (10月22日 16時) (レス) id: 6747865d62 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - 私も合唱部でした… (8月15日 13時) (レス) @page49 id: f83e442703 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - 叫びましたよ〜!!笑 「光和最高っ!!」 (8月15日 12時) (レス) @page1 id: f83e442703 (このIDを非表示/違反報告)
アイスマン(プロフ) - おい、おい48ページの和馬くんをお姫様抱っこしたい貴様。 同感だ (2022年4月18日 21時) (レス) @page48 id: a725f7a9a5 (このIDを非表示/違反報告)
ペン太 - お返事書こうとしたらまた久しぶりになっちゃった……ぽのさん、たまごさん、お久しぶりです! (2022年3月26日 16時) (レス) id: 1f3dfec746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時:2022年1月3日 16時