続き ページ3
更新遅くなって申し訳ない…！
絶賛スランプ中なので、変なとこあったら教えてください。
ーーーー
和馬side
「おっ邪魔っしまーす！」
「おい、すみれ！靴を揃えろー！」
恒例となった徳川家。
騒がしい五井と光一の声がする。
いつもならその後を走って追う健太だが、今日ばかりは後ろでニコニコと笑みを浮かべていた。
…何か企んでいるのか？頼んだのはオレだが、人選ミスで無いよう祈るしかないな。
リビングに入ると、オレンジ色のゼリーの前でスプーンを持った五井が目を輝かせていた。
相変わらず食い意地を張っているな…いつものことだが。
「今日は母さんの用事があるから、ゼリーだけ作っていってくれたんだ。よかったらみんなも」
器を持った光一に促されるがまま、健太、日野とともに椅子に座る。
すでに五井と健太は争うようにゼリーを一心不乱に頬張っていた。
それにしても、健太はやたらと早いが…
「あー！とっても美味しかったよ光一！」
「そうか、よかったな」
健太と光一がそう会話を交わしたと思ったら、今度はオレの方へやってきた。
何かを合図する様にウインクをすると、言葉を発する。
「和馬くん！一口くれないかなあ？」
「…？」
なにを言い出すんだ、健太は。
…きっと、これも健太の作戦か何かの内なのだろう。なら従っておいた方がいいか。
「分かった、…っ！？」
承諾の意を示し、健太の方を向くと、健太が口を大きく開けていた。
…つまり、これは。
食べさせろと言っているのか！？
どういうことだ、これが作戦？
とりあえず、従っておいた方がいい…のか？
ゼリーをすくって、健太の口へ運ぶ。
「あー…んっ！」とわざとらしい声を上げて、ゴクリとゼリーを飲み込んだ。
いや、これはただ健太が食い意地を張っているだけでは…？
「…っ」
このとき、光一から送られる視線にオレは気付いていなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たまご(プロフ) - さゆさん» こんにちはー！コメント返信遅くなってすみませんー！合唱部、お揃いですね。ようやく重い腰を上げて書き始めたので、よろしくお願いします。 (10月22日 16時) (
レス) id: 6747865d62 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - 私も合唱部でした… (8月15日 13時) (レス) @page49 id: f83e442703 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - 叫びましたよ〜！！笑 「光和最高っ！！」 (8月15日 12時) (レス) @page1 id: f83e442703 (このIDを非表示/違反報告)
アイスマン(プロフ) - おい、おい48ページの和馬くんをお姫様抱っこしたい貴様。 同感だ (2022年4月18日 21時) (レス) @page48 id: a725f7a9a5 (このIDを非表示/違反報告)
ペン太 - お返事書こうとしたらまた久しぶりになっちゃった……ぽのさん、たまごさん、お久しぶりです！ (2022年3月26日 16時) (レス) id: 1f3dfec746 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たまご | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2022年1月3日 16時
