アイ+シー ページ2
「触らないで、ｯ！」
不吉にもリビングの電球が揺れた。
目の前に立つ彼女が怒鳴り声を上げる
gr「何故だ。」
「解らないの、？」
見覚えも聞き覚えもない。
彼女には暴力も暴言も吐いた事はない。
毎日、毎日、アイをあげた筈だ。
「貴方がっ、貴方が居る所為で、私が不幸になっていくのよ！」
不幸。聞き慣れた言葉
母や父も、学生の時は先生までもが
俺の事を不幸な奴呼ばわりした。
「もう貴方とは関わりたくない。顔も見たくないわ、」
gr「待て、もう少し話をし」
「話し架けないで！貴方と話す位なら、ベランダから飛び降りた方がマシよ、！」
黒く染まった目。光は一筋も無い。
睨み付けられて身体が動かなくなった。
乱暴にトランクを手に持って
壁やら棚に当てながら玄関の扉を開ける
gr「.....」
ガチャンと閉まる扉
去っていく彼女の後ろ姿を眺める位しか出来なかった。
独りでリビングのソファに座る
テーブルに置かれた二つのコップ
そのうち一つには亀裂が入っていた。
ふと空を見てみる
....雨が降りそうだな。
だが、時間がまってくれる訳もなく
あっという間に会社へ行く時間になった。
gr「...行くか。」
傘と鞄を持って部屋を出た。
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結局、雨は降らなかった。
備えあれば憂いなしと言うが憂いが無駄と言うときもあると言うことを身に染みて感じた
全く。ひどい一日だ
彼女にフラれた後残業に追われ、しかもその残業代は出ない。
世の中はこんな不条理が有って廻っていることをどうか理解してほしい。
娯楽を求め体は自然と街に向かう
だが今日は少し違う道を通って行くことにした。
何故かはわからない。けど何かに会える気がした。
が、生憎会えたのは猫だった
飛び付くように此方に向かってきた猫を迎え入れようとして腕を広げたのは良いが
猫はそのまま素通りして何処かへ消えていってしまった
俺は猫にすら嫌われてしまうのか。
どうせもうなにもない。
この先には真っ暗な闇が待つだけ。
引き換えそうとしたその時
その闇の中から何かが倒れる音がした。
何かに引き寄せられるまま、俺は闇の中へ入った
横たわって凍えた女がいた。
今にも死んでしまいそうな真っ白な顔をして
微かに開いた眼を此方に向けた
これも出会いなのだろうか。
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コン狐 - たまごやきさん» www 変えてくださったみたいなので見たら誰だソイツとゆるきゃんをはふきましたw(バカにしてませんよ！) (2021年1月31日 15時) (
レス) id: 07818548ca (このIDを非表示/違反報告)
たまごやき(プロフ) - コン狐さん» ガバですww (2021年1月31日 13時) (レス) id: f2f90e64b4 (このIDを非表示/違反報告)
コン狐 - たまごやきさん» いえいえ！応援してます！(誰だソイツ"とゆるきゃんと"！？面白いですねwガバですかね？) (2021年1月31日 10時) (レス) id: 07818548ca (このIDを非表示/違反報告)
たまごやき(プロフ) - コン狐さん» アドバイスありがとうございます！更新頑張ります！ (2021年1月31日 9時) (レス) id: 4330d8634f (このIDを非表示/違反報告)
コン狐 - 初コメ失礼します！楽しくみさせてもらってます。一つ、アドバイス？がありまして、[ラブ+ワン]の所で、grさんが言った「誰だそんなヤツ」と言っていますが、「誰だソイツ」や「誰やねんソイツ」等の方が自然ですよ。更新頑張ってください！ (2021年1月31日 8時) (レス) id: 07818548ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまごやき | 作成日時：2021年1月6日 14時
