トライアングル�� ページ28
ジェルside
ううん…
どうすべきか…
なーくんの部屋の前。
今、俺の手には三枚のチケットが握られている。
確か、最近流行ってる恋愛の映画のだったはず。
ついこの前、余ったからと知り合いからもらったものだ。
…なーくんと行きたいんよ！！！
でもなーくんさとみと付き合ってるしなー…
まあでも、一緒に映画行くのは自然だよな？
普通に友達だよな？
うへえ…めっちゃ緊張してきたんやけど。
意を決してノブに手を伸ばす。
瞬間、ドアが勢いよく開いた。
ゴッ…
ジ「〜〜〜〜…！！！」
な「えっ、ジェルくん！？すごい音したけど大丈夫？」
ジ「おん…大丈夫…」
嘘、めっちゃ痛いんけど。
でも今はいいや…
ジ「な、なーくん！一緒に映画行かへん！？今日！」
な「え、映画？うん、いいけど…」
よっしゃあ！！！
やっt
な「あ！そうだ、さとみくんも誘おうよ！」
ジ「えっ」
な「あれ？チケット余ってるのかと思ったんだけど」
いや、確かに余ってるけど！
マジかああああ…
いやね？別にいいんよ。
俺だって横取りしようとは思ってないし。
なんかなあ…
ジ「ほんっと、好きだよなあ」
さとみのこと。
な「え！？やっぱり！？ふふ、青春だねえ！」
なーくんは謎にニコニコしながらさとみに声をかけに行った。
ーーーー
さとみside
な「さとみくん！一緒に映画行かない？」
さ「えっ」
マジで？
え、めちゃ嬉しいんだけど。
おいジェル、お前の彼女他の男映画に誘ってるぞ。
さ「ジェルはいいのか？」
な「大丈夫！もちろん一緒に行くよ！！」
食い気味に即答するなーくん。
ちょっと傷つく。
…なんかなーくんの目が子供の恋を見守ってるみたいなんだけど。
え、何その目。
なーくんは満足そうに「うんうん、そうだと思ってたんだよね」としきりに頷いている。
さ「…何が？」
な「別に！さーさー早く行こう！」
そう言って背中を押してくる。
ああもう、いちいち可愛いのやめてもらえますかねえ！
そこから驚異のスピードでなーくんに準備を整えさせられ、すぐに外出することになった。
てか、このなーくんから溢れる達成感は何なんだ？
な「じゃ、行ってくるね〜！」
バタン
莉「ねえ、なーくんってどっちが好きなんだろ」
こ「さあ？でも気付いてないってことはないでしょ」
る「かなりわかりやすいですしね」
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たまご - なみさん» なんか、18フラグたっちゃった (2021年11月6日 14時) (
レス) id: 28ca9da869 (このIDを非表示/違反報告)
なみ - あっ、、、好きです。 (2021年11月5日 23時) (レス) @page30 id: 219fc94126 (このIDを非表示/違反報告)
なりちゃ - たまごちゃん！めちゃくちゃお久しぶりです！(僕って言っていたから、男の子だったらごめんなさい汗)タブレットが死んじゃって…笑リクエストに答えてくれてありがとう！だいちゅき！ (2021年10月26日 20時) (レス) @page33 id: 6c38672530 (このIDを非表示/違反報告)
ぽよぽよ - どっちとくっつくんだ…！？ (2021年10月11日 19時) (レス) id: a5f39db5e6 (このIDを非表示/違反報告)
いもりん(プロフ) - 皆かわいい！こういうの好きです! (2021年10月11日 18時) (レス) @page30 id: 528720b603 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまご | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2021年9月3日 19時
