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2話 ページ3
男子生徒「ここや、ついだで」
A「ほ、ほんとに、ありがとうございます！！今度お礼させて下さいっ！！」
男子生徒「気にせんでいいよ、もう授業始まるからいくな」
その男子生徒はすぐ教室へいってしまった。
Aは、あ！名前もクラスも聞くの忘れちゃったわ！！どうしましょう！！と結構焦ってしまっていた…
職員室に入ると先生が焦ったように「大丈夫だったか？！転校初日なのに迷うに決まってるよな、ごめんな〜！！」と必死に謝ってきたので、びっくりしたA。先生もAの心も落ち着いてきたところで教室へ向かう。
先生は教室に先に入って転校生が来ることを生徒に知らせている。ざわざわとした声が広がって教室の外まで響いて聞こえたが、人見知りのAは自己紹介をどうしようかと真剣に悩んでいた。
先生「Aさん、入ってきて〜」
先生から声がかかった。深呼吸をして教室に入ると突き刺さる視線にぐらっとしたがなんとか踏ん張ったAは黒板に名前を書き、自己紹介をする。
A「は、初めまして！！AAと申します！！好きな食べ物はシュークリームで…えっと、えっと、料理が好きですっ！！不束者ですがよろしくお願いしますっ！！」
Aやだ！噛んじゃったわ！！不束者って、お嫁に行くわけでもないのに！！どうしよう泣
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作者名：しゃけいくら | 作成日時：2021年11月27日 20時
