story56＿＿エキシビション ページ11
球技大会の日がやってきた。
「広瀬さんっ！」
私は片岡さんからのパスを受け、ゴールへ向かってボールを投げた。
ボールは弧を描いてゴールの中へ吸い込まれていった。
得点板には3点の加点。
「よし、この調子でいくよ！」
片岡さんの前向きな声に、みんな頷いた。
「お疲れ様、藍李ちゃん！
すっごくカッコ良かったよ！！」
そう言ってカエちゃんが私の水筒を差し出す。
「…ありがとう」
私はそれを受け取った。
結局、E組女子は女子バスケ部に負けてしまった。
でも、熟練者と初心者の対戦にしては良かったんじゃないかな。
「…男子はどうなってるかな」
女子の試合は終わったけど、男子の試合はまだ始まったばかりのはずだ。
私たちは男子のいるグラウンドへ向かった。
「すごい！野球部相手に勝ってるじゃん！」
得点表を見ると、1回表に“3”の数字。
先攻がE組だから、“3”はE組の得点だ。
「あー、ここまではね。で、1回表からラスボスが登場ってわけ」
説明してくれる三村君の視線の先にいたのは
理事長。
……そこまでしてE組を勝たせたくないのか。
グラウンドに響き渡るのは、野球部の顧問の体調が悪かったから代行で理事長が指揮を執る、というアナウンス。
私は少しわざとらしくため息を吐き、カエちゃんに耳打ちした。
「私、トイレ行ってくるね」
「うん、わかった」
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卵符鈴 - 絵奈（元Kanataさん» ………真面目ではない。断じて。 (2019年1月27日 0時) (
レス) id: 73c1b71496 (このIDを非表示/違反報告)
絵奈（元Kanata(プロフ) - 卵符鈴さん» やっぱり真面目なんでしょうねぇー (2019年1月26日 0時) (レス) id: 2d41293e25 (このIDを非表示/違反報告)
卵符鈴 - 絵奈（元Kanataさん» 何なんでしょうねー(笑) (2019年1月25日 23時) (レス) id: 73c1b71496 (このIDを非表示/違反報告)
絵奈（元Kanata(プロフ) - 卵符鈴さん» じゃ、なんなんでしょう？？(( (2019年1月15日 6時) (レス) id: 2d41293e25 (このIDを非表示/違反報告)
卵符鈴 - 絵奈（元Kanataさん» それは“真面目”とは少し違うと思うんですけどねぇ…。 (2019年1月15日 0時) (レス) id: 73c1b71496 (このIDを非表示/違反報告)
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