現実 ジュノ ページ38
ソロ活動のための曲作りやれコーティングに追われながら
迎えたその日
2PMとして6人で日本に行き
雑誌の取材を受けて 音楽番組の収録もして
なかなかハードだった一日のスケジュールを終えた俺は
宿泊先近くの、とあるレストランにいた
Aとの待ち合わせ時間まではあと少し
夜景がきれいなこの部屋にAが来たら
わあわあ、きゃあきゃあ大騒ぎしそうだな…って思いながら
俺はその瞬間を心待ちにしてたけど
……遅いな。
約束の時間を15分過ぎてもAは来なかった
連絡もなくて
もしかしてA、場所がわからないとか…？
心配になって電話しようと思ったとき
『ジュノ、遅くなってごめん！！』
Aが現れた
もう結構遅い時間だってのに
Aは職場から直行してきたかのようなスーツ姿で
初めて会った時とも 韓国で会った時とも雰囲気が違った
俺の知らない一面、てカンジ
てか。俺が知ってるのが、Aのほんの一部なんだろうな…
じゅ『…いいけど。もしかして仕事忙しかった？』
急な残業、とかか？
なんか顔赤いけど…
時間気にして、焦ってきたのかな……
そう思ったけど 違った
首を横に振って 俺の向かい側に座ったAは
ひとつため息をついて
『……ねえ、ジュノ。私、どうしたらいいと思う…？』
俺にすがるような目を向けてきた
その目は、韓国で初めて会った夜
俺の前で泣いたときの、あの目に少し似てて…
すごく、嫌な予感がした
じゅ『……なにが？』
一応、覚悟はしたつもりだったけど
『さっき、先輩に言われたの
彼女とは長い付き合いで、情もあるし、責任も感じてるけど
今好きなのは、私だって……』
今にも震えそうな声で 吐き出すように言ったA
その言葉が、頭の中にガンガン響いて
俺は一瞬にしてストンと体温が下がったような気分だったけど
Aは俺のことなんて 見えていないようだった
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yukichansung(プロフ) - ともともさん» ともともさん、はじめまして＾＾読んでくださり、ありがとうございます！引き続きがんばりますので、よろしくお願いします＾＾ (2018年7月27日 0時) (
レス) id: 56c3c51e5c (このIDを非表示/違反報告)
ともとも(プロフ) - 初めまして。いつもお話の更新を楽しみに待っています。ジュノ君大好きなので待ってます〜 (2018年7月23日 21時) (レス) id: 99455da445 (このIDを非表示/違反報告)
yukichansung(プロフ) - 麻樹子さん» 初めまして、麻樹子さん＾＾読んでくださってありがとうございます。かわいいじゅのをいっぱい書きたいと思ってます。よろしくお願いします (2017年9月23日 21時) (レス) id: 56c3c51e5c (このIDを非表示/違反報告)
麻樹子(プロフ) - 新しいじゅののお話。期待しちゃいます。待ってますよ。 (2017年9月22日 22時) (レス) id: ce80ff39ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chan7 | 作成日時：2017年9月22日 22時
