キスの後は…… チャンソン ページ46
ココロまで温まるキスをして
ベランダから
部屋の中へ戻った僕とA
さっきは
生姜湯を飲んだらもう寝ようねって
A言ってたけど
夜型の僕はまだまだ眠くなくて
映画をみるか
音楽でも聞きながら
Aとまったり過ごしたかったのに
「風邪の時は一に睡眠、二に睡眠」
とか意味の分からないこと言いながら、
Aはさっさと寝室に行ってしまって
しかも。。。(-"-)
今日も僕と一緒のベッドで寝る気はないのか
当然のように
いそいそとベッドの隣に布団を敷き始めたから
(ち)「え〜、今日はいっしょにねようよ〜
僕もう、ねつほとんどないし」
大いに不満な僕は
かけ布団に手をかけたAを
後ろからハグして妨害工作^^
「チャンソン〜〜、邪魔しないで」
Aはやめなさいって感じで身を捩るけど
解放する気なんかないもんね^^
(ち)「いいじゃ〜ん^^いっしょにねよ？
そのほうがあったかいし^^」
ってAの肩に顎を乗っけてお願いすると
耳元、くすぐったかったみたいで
「ちょ…っ、チャンソン…////」
びくって縮こまったA
ちょっと困ったように泳ぐ目、可愛くて
赤くなってく横顔は色っぽくて…
や、やばい……
ドキドキしてきた……///
(ち)「……ね、なにもしないから…
一緒に寝よ…？」
そう言いつつも、
なんだかどんどんイケナイ気分になっていく僕
Aもドキドキしてるの
伝わってくるから
もう我慢できないよ……って
Aを抱っこしてた腕にチカラを
込めて
細いうなじにキスしようとした時
I can't believe it〜♪
キミに逢った瞬間〜〜〜♪
って、ジュノの声が響いて
(ち)「……！！！！？」
僕は悪さを見とがめられた子供みたいに
思わず飛び上がりそうになったけど
どうやらその声はAのスマホから
聞こえてきたようで…
「あ、ジュノくんから着信！」
Aは僕の腕が緩んだ隙に、
腕の中から逃げ出してしまった…
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作者名：yukichansung | 作成日時：2015年9月7日 1時
