豪華すぎるお迎え ページ26
午後7時過ぎ。
私は予定通り、
韓国に到着した。
ついに。ほんとに。
チャンソンにあいに韓国に来ちゃった！！
ちょっとドキドキしながら、
今着いたよ^^
ってカカオすると…
すぐにチャンソンから返事がかえってきた。
黒いバン、ナンバーは○○○で
待ってるよ❤❤❤
…？？？
今日のチャンソン、
なんか変…？？
いつも❤とか、
使わないのに…
不思議に思いつつも、
私は教えられた車を探して。
あ…、
知らない人が運転席にいる…。
ってことは、
チャンソンは後ろ？
なんて思いつつ、
ハンドルを握ってる男性にぺこりと頭を下げた。
ら…。
後ろのドアがが〜っと空いて。
(Aヌナ〜〜〜〜！！！！！)
目を糸みたいにして笑うジュノ君が
顔をのぞかせた。
え！？
ジュノくん！！？？？
なんで？？
(いいからいいから、
乗って！ はやく^^)
かなりボリュームを絞ったその声に、
私も(う、うん！！)って頷いて。
車に乗り込んだら
さらにびっくり。
(み)「Aさ〜ん！！
お久しぶりで〜す^^」
(て)「元気でしたか〜？？」
(に)「Aさん、ようこそ韓国へ」
(う)「いらっしゃい^^」
「こ、こんばんは！！
お、お久しぶりです^^ 」
ええええ！！！！！
あまりに豪華すぎるお迎え
私はのけぞりそうになりつつ、
チャンソンの姿を探すけど…。
いない？？
もしかしたら、どこか、
後ろのほうから
ひょこっと顔を出す？？
的なサプライズかとも思ったけど。
それもなくて。
どういうこと…？
ジュノくんを見ると
ごめんね、
さっきのカカオは俺…って
手を合わせたジュノくん
(じゅ)「チャンソンは家で待ってる。
あいつ、熱が高くて。
さっきまで病院で点滴してたから」
「え！？ 」
(に)「ごめんなさい、黙ってて」
(う)「Aさん、心配すると思って」
申し訳なさそうな
ニックンさんとウヨンくん。
(み)「だいじょーぶ^^
チャンソン、結構元気だから」
(て)「そうそう。
一晩寝れば治ります〜^^」
心配いらないって
元気づけるみたいに、
にこ〜っと笑うジュンケイさんに、
テギョンさん。
だけど…
「じゃあ、 私、
今からどこかホテル探します！」
そう言った私に、
「「「「「それはだめ。
チャンソンが泣くww」」」」」
野獣アイドルはニヤニヤしながら、
見事なハモリでこたえたのだった。
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作者名：yukichansung | 作成日時：2015年9月7日 1時
