2話 はじめまして、伏黒さんII ページ2
翌日、埼玉県某所、ハイテンション3名に囲まれて虚無ってるローテンション1名。まだ
寝てても良いか？ 真面目にだりい。
まず、子供達のワクワク度がエグかった。
特に津美紀の「可愛いんだろうな〜」という期待が凄まじく、引いた。マジで。
津美紀程ではないが、綾のテンションも相当ハイだった。
お願いだから圧倒的光属性オーラ振り撒きまくるのやめて。パパ死んじゃう。
言いたいことは一つだけだ。落ち着けお前ら。
「やっほ〜！
1時間後の10時ちょうど、五条と件の妹は我が家にやって来た。まさか時間ピッタリに来るとは。3時間ぐらいの遅刻は覚悟してたんだが(失礼)
ふと五条の足元を見ると、4、5歳くらいの女の子がしがみついていた。顔は陰になっていて見えないが……うん。俺の中のなにかが言ってる。確実に面が良い。
五条はその妹に、
「ほら、Aも挨拶して？」
と、普段の様子からは想像もできないほど優しい声をかける。はっはーん。シスコンだな？
兄にそう言われ、今まで五条の脚にしがみついていた妹が俺たちの前に姿を見せた。
「はじめまして、五条Aです！ 5さいです！」
そう言うと、ペコッと頭を下げる妹もとい、A。俺の方を向くと、もう一度頭を下げてこう言った。
「いつも兄がおせわになっております！」
……なんだこの良い子は。確かにキミのお兄さんのお世話はしてるけどこの歳で「お世話になっております」を言えるとは。単純に尊敬する。
そんなことを思ってると、綾が挨拶を返した。
「初めまして、私は伏黒綾です！ Aちゃん、よろしくね」
ああ、笑顔が眩しい。なんか聖なる領域が展開されてる。
「伏黒津美紀です！ 津美紀ちゃん、って呼んでくれると嬉しいな」
「伏黒恵。よろしく」
子供達も自己紹介をする。やべ、俺だけじゃねえか挨拶してねえの。そう気づき、慌てて挨拶を返す。
「伏黒甚爾。子供達と仲良くしてやってくれ」
そう言うと、「はいっ！」と元気な返事を返してくれる。
お兄ちゃんは君を見習った方が良いと思う。
3話 はじめまして、伏黒さんIII→←1話 はじめまして、伏黒さん
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yui(プロフ) - どこにでもいるオタク女子さん» リクエストありがとうございます！！ 灰原くん・七海さん関連は前々から書こうと思っておりました！！ 高専入学式編が終わり次第、書かせていただきます！！！ (7月19日 17時) (
レス) id: 7cec18c610 (このIDを非表示/違反報告)
どこにでもいるオタク女子(プロフ) - 灰原出してほしいです！！ (7月18日 10時) (レス) @page7 id: 60c6ae1278 (このIDを非表示/違反報告)
yui(プロフ) - イチゴアメさん» リクエストありがとうございます！！高専の入学式ですね、了解しました！今書いている伏黒家との出会い編が終わったら書こうと思います！結構お待たせしてしまうかもです... (2022年10月9日 9時) (レス) id: 936c26f56c (このIDを非表示/違反報告)
イチゴアメ - コメント失礼します！リクエストなのですが、本編でちらっと伏黒から言われてた、夢主ちゃんの入学式を書いていただけますか？yui様が考えている高専の入学式･･･どんなものなのかとても気になりまして。いつでも構いませんので、書いていただけると光栄です！！ (2022年10月9日 8時) (レス) id: 25abd0a2df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yui | 作成日時：2022年9月20日 21時
