【アイナナ】アニメヲタクの初恋-3

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「ねぇ君？」



後ろから誰かに声を掛けられた



恐る恐る振り返ると、そこに居たのはTRIGGERの九条天(多分)だった



なんでここにTRIGGER…？



その前に見つかっちゃったよ…



『えーっと…、私IDOLiSH7のマネージャーの妹でして、姉から楽屋に来るように言われたのですが、場所がわからなくて…』



「それ、本当の話？」



ですよねー…



『信用できないですよね…。ごめんなさい、やっぱ素直に外で待ちます…』



私は九条さんに頭を下げ、来た道の方へ歩き出した



「待って」



『はい…？』



九条さんに呼び止められ、振り返る



「君が本当に小鳥遊さんの妹か、楽屋に行けばわかるよね？」



『そうですが…』



「じゃあ僕が連れて行ってあげる」



えぇっ…？！



『私を信じてくれるということですか…？』



「君を信じた訳ではない。ただ何となく小鳥遊さんに似ている気がしただけ。楽屋に行って妹じゃなかったら、君を事務室に連れて行って、会場から追い出してもらう。いい？」



この人見かけによらず、怖いな…



『あ、はい…。わかりました…』



私は九条さんに感謝し、黙って着いていくことにした

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