【アイナナ】アニメヲタクの初恋-3 (ページ19)

今日:26 hit、昨日:0 hit、合計:33,189 hit

23-3 ページ19

「社長？」

「みんなお疲れ様！今日は最高のライブだった！本当にみんなよくやってくれたよ、ありがとう。それでみんなに1つ報告があるんだ」

みんながザワザワとしている中、手招きされて私はお父さんの隣へ移動した

お父さんは私の肩へ手を掛け、話した

「僕の娘で紡の妹の維、みんなももう知っているね。来月から小鳥遊事務所の一員として、手伝ってもらおうと思う」

「Oh…ここな、仲間になりますね！」

「え、でも維店は…？」

三月くんと一織が少し不安そうな顔をしていた

『大丈夫、お店は続けてもいいって言ってもらえたから！』

「よかったー！いや、結構維ってお客さんから評判良くて、おふくろたち本当に助かってるって言ってたんだよ！」

「だからちょっと辞められたら困るなって…」

２人がホッとして顔を見合わせた

『そんなこと言ってもらえたら、余計に辞められないよね！』

「ボス、維は何すんの？」

環くんがお父さんに質問した

「高校卒業するまではアルバイトだからね、万理くんと紡くんの補佐をしてもらうよ」

「助かります！IDOLiSH7も大きくなってきて、最近俺たちだけでは回らなくなってきたんで…、あっ！紹介が遅れたね。大神万理です。事務員をしています。これからよろしくね！」

『こ、こちらこそよろしくお願いします…！』

事務員さんもイケメン…

「じゃあパーティの続きをしよう！三月くん、お願いしていいかな？」

「え、あ…、じゃあ乾杯を…環！」

社長が三月くんに振り、三月くんが環くんに乾杯をお願いした

「えっ、俺？！」

「言い出しっぺ！」

「えぇ…、ああもうっ！乾杯！」

「『かんぱーい！！』」

環くんの掛け声でパーティは始まった