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シャワーを軽く浴び、私は指定された時間に合わせて家を出た
事務所の場所はお姉ちゃん教えられて、何となく頭に入っている
少し歩くと前から人が走ってきた
『環くん…?!』
環くんは私に気付くと私の前で止まった
『どうしたの?これから打ち上げだよね…?』
「迎えに来た」
え?
きょとんと首を傾げる私の腕を引っ張り、事務所の方向へ歩き出す
「行くぞ」
『えっ、ちょ…環くん!1人で歩けるよ…!』
環くんは振り向くことも手を離すこともなく、黙って歩き続けた
どうしたんだろ…
無言で環くんに引かれるがまま事務所に到着した
ここってあの時環くんと壮五さんが飛び出してきたところだな…
環くんに一目惚れしたことを思い出す
私の恋はここから始まったんだ
「ん」
足を止め、1人懐かしんでいると環くんは催促するように掴んでいる手をクイッと引っ張った
『あ、ごめん…』
なんか怒ってる…?
何となくそんな感じがしたが、感情が読み取れない
そのまま私は環くんに連れられ、事務所の中へ入った
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GLAY(プロフ) - 環君大好きなので嬉しいです!更新頑張ってください! (2020年5月7日 20時) (レス) id: 9b9cc1c6b7 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 続き楽しみにしてます! 環くんかっこいい (2018年8月8日 17時) (レス) id: 7e96284a10 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむりん(プロフ) - オリジナルフラグ外してくださいね! (2017年10月9日 17時) (レス) id: f35d15b5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みずき | 作成日時:2017年8月29日 16時