【アイナナ】アニメヲタクの初恋-3 (ページ13)

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「みなさん！そろそろ移動します！」

お姉ちゃんの声でみんなの顔付きが変わった

「よーし！お前ら行くぞ！」

「「おう！！」」

三月くんがみんなをまとめ、移動を始める

なんかドキドキしてきた…

「維はこっちね」

お姉ちゃんに誘導され、TRIGGERのみなさんと一緒に移動した

『えっ！私こんな近くでいいの…？』

それはステージの目の前でVIP席だった

「いいから、早く座って！」

お姉ちゃんに急かされ、仕方なく指定された場所に座った

隣にはTRIGGERの3人が座る

「おはよー！間に合ってよかったー！」

「百さん、千さん、おはようございます」

百さんと千さんってもしかしてRe:vale…？

「そちらの女性は…？」

千さんが私に気付いて、質問した

「私の妹です。環さんや一織と同級生なんです！」

『初めまして、維です。いつも姉がお世話になってます！』

百さんが何かに気付いてハッとした

「マネ子ちゃん、この子が例の？」

「あ、そうなんです！この子ずっとファンで…」

何の話かさっぱりわからない

私、Re:valeの曲とか聴いたことないし…

「そっかー！妹ちゃん、初めまして！むっくん好きなんだって？俺、原作ファンの子たちにも満足してもらえるように頑張るから！」

むっくん…！

『えっと…、応援してます！出来れば原作のイメージ壊さないでください…』

「こら、維…！」

「あはは、いいんだよ！じゃあライブ楽しもうね！」

そう言うと2人はTRIGGERの隣に座った