41(YG) ページ41
(YG)
試合までずっと立ってるのはしんどいので、近くの椅子に姉貴と座る。
姉貴には聞いておきたいことがあったんだ。
YG「なぁ姉貴」
「ん？」
YG「あの話、親父さんとお袋さんにしたのか？」
「ううん、まだ。帰ってきたらしようと思ってる」
YG「あ、そっか。今いないんだったな」
「でも、たぶん親は大丈夫だと思うんだよね」
YG「男どもかww」
「そう。ナムはまだいいけど、ジンテテがすごいうるさそう」
YG「確かにww」
「テテは泣きそうだしなぁw」
めちゃくちゃ想像つくww
YG「姉貴もいい歳だしな。そろそろ姉離れさせねえとだろ？」
「ユンちゃん、前半は余計だよ」
YG「いででで」
ぐいっと頬を摘ままれた。握力つえぇな。
YG「まぁでも、もうみんなガキじゃねんだから大丈夫だろ」
「外堀はほぼ埋めちゃってるから反対されてもムダだけどね〜」
YG「落ち着いたら呼べよ？荒らしに行くからw」
「荒らされるのは困るけど、招待はしますよww」
YG「ん、よし」
「ユンちゃん誰よw」
JK「あれ？ユンギひょんだー」
HS「ほんとだ！ひょん来てくれたんだ！」
練習を終えたのか、ホソガとジョングガが戻ってきた。
試合があるときはジョングガに連絡してもらっている。
基本的に面倒くさがり屋なオレが連絡を頼んだとき、ジョングガはかなり驚いていた。
ほとんど土日だから行けないことの方が多いが、行けそうなときはなるべく来ている。
HS「ユンギひょん、お店はいいの？」
YG「今日は午後は予約入ってなかったからな」
でも知らぬ間にオレの意図に気づいたのか、最近はオレがこうして見に来ると終始ニヤニヤしてる。
今だってそうだ。笑ってんの見えてんぞ。
「あ、2人ともお帰り〜。チムちゃんも来てるんだけど、今はお使い中なの」
HS「お使い？」
「そう。ご飯買ってきてくれるって言って。ユンちゃんがさっとカード渡してたの！」
JK「わぁー、ひょんカッコいい〜！」
YG「しゃらっぷ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 268人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むらたま | 作成日時：2017年4月9日 12時
