しすこんふぉーえばー (ページ23)

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(HS)
JK「ひょん、喉渇かない？」

HS「んー…オレは別に」

JK「えー？渇いたでしょ？あ、あそこにカフェが見える！すごい偶然だなぁ～」

こいつ…。

JK「ひょん～」

くそっ…オレよりデカいくせにわざと上目遣いして！
そんなくりくりおめめで見つめるな！

JK「ホソギひょぉん」

HS「あぁもう！わかったよぉ！」

JK「よっしゃー♪」

大学を卒業してからも続けているテニス。
今日は明日の試合に備えて練習をして、今はその帰り。
ダブルスだから弟のグクと組んで出場する予定だ。

左肩にテニスバッグを背負い、右腕をグクに引っ張られる形でカフェに辿り着く。
と、入口のところに見知った顔を見つけた。

HS「あれ？A姉？」

「ん？あ！ほっくんにぐっくん！」

JK「わぁー！Aねえちゃん！♪」

「その格好にその荷物ってことは、テニス？」

HS「そう～。明日試合だから練習してきた」

「そんで？引っ張られてるってことは、ほっくんはたかられているのかな？w」

HS「大当たりw」

「おねーさまが買ったろか？ん？」

JK「え!?Aねえちゃんに払わせるくらいなら自分で買うよぉ！」

HS「おいこら」

「やだ！ぐっくんが大人な発言してる！」

JK「そうだよ！オレも成人したもん！(えへん)」

HS「だったら最初から自分で買えよー」

JK「かわいい弟じゃん！」

HS「自分で言うな！ったく、調子いいやつ」