しすこんふぉーえばー (ページ11)

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(JM)
ひょん曰くもう流していいみたいだったから、またまたオレが流して、今度は肩のマッサージ。

JM「痛くない？」

「平気ー。それにちょっと痛いくらいのが効いてる感じするし」

JM「お客さん、凝ってますねぇ」

「そうなんですー」

首筋から肩甲骨辺りまでの一帯をほぐして、マッサージ終了。
ときどきおじさんみたいな声が聞こえたのはスルーしといてあげよう。

そして今度はひょんと2人がかりで髪を乾かす。

ユンギひょんの狙い通り、普通に1つに束ねたりおろしていると金髪があるなんてわからない。
でもハーフアップとかにすると金髪がお目見えするように染まっていた。

「わぁー！ユンちゃんすごい‼」

おぉーなんて言いながら鏡から目を離さないA姉。
トリートメントもしたから髪はすごくいい感じだ。

乾かし終わって顔に付いちゃった髪の毛も取って、今日のメニュー終了。
かと思ったのに。

YG「まだ座ってて」

って、ユンギひょんはおもむろに髪を弄りだす。
何だろうと思っていたら、染めた金の部分がうまく出るように編み込みをしている。

YG「この後ジニひょんと出かけるんだろ？」

「ちょ！なにそのサービス！嬉しくて死んじゃいそうなんですけど！」

「とりあえず生きとけ？w」

悪態ついたりクールに振る舞ってるけど、ひょんもなんだかんだA姉のこと大好きだからなぁww

「わぁぁぁすごいかわいい！そんでもって手際よすぎだしクオリティ高い！」

YG「あたりめーだろ。オレを誰だと思ってる」

「ミンユンギ様です‼」

うわぁ、ひょんめっちゃドヤ顔してるww

会計を済ませてお見送り。

「今日もありがとう！あ、そうだ！2人とも目瞑って？♪」

YG「は？」

JM「何何ー？」

「いいから早くー」

何だかよくわからず、ひょんを見るけどひょんも首を傾げている。
とりあえず言われた通りに目を閉じた。

すると、耳元で“ありがとうね”と聞こえた後に、頬に温かいものが触れた。
びっくりして思わず目を開けると、目の前にはしたり顔のA姉。
隣ではユンギひょんが固まっていた。

「髪のアレンジとマッサージのお礼！」

そう言ってAちゃんは颯爽とお店を出て行った。

YG「あれは反則だろ…」

JM「うん…」

残されたオレたちは、キスされたとこに手を当てたままお互いを見つめあっていた。